【体がだるい・立ちくらみ】低血圧予防のカギは塩分、鉄分、水分!今からできる2つの対策とは
朝起きるのがつらい、起きられても体がだるくてエンジンがかからない…血圧が低い「低血圧」によって起こるこうした症状は、日常生活を送るうえで大きな支障を来します。しかし、命に関わる病気につながる高血圧と異なり、対策や治療などの情報もあまりありません。今回は低血圧の症状を少しでも和らげるために、自分でできる2つの対策について紹介します。
朝起きられない、疲れやすい…低血圧の症状は生活に支障を来す
先日、このような相談がありました。
「低血圧で困っています。高血圧の対策は目にすることがあるのですが、低血圧の場合、自分でできるケア方法はあるのでしょうか。朝起きるのがつらいことはもちろん、午前中はほとんど使いものにならず困っています。」(45歳女性)
命に関わる心臓の病気や脳卒中の引き金ともなる高血圧に対しては、さまざまな対策や治療の情報があります。一方の低血圧に関する情報は、高血圧に比べると少ないものです。
しかし、低血圧があると、めまいやふらつき、疲れがとれない・疲れやすい(倦怠感)、集中できない、朝なかなか起きられない、起きられても思い通りに活動できないなどの症状が現れることもあり、仕事や日常生活に大きな支障を来すこともあります。
そもそも、低血圧とは、一般的に上の血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満の状態だとされています。ただ、収縮期血圧が100mmHg未満だったとしても、症状が特にない人もいれば、症状が現れる人もいます。急に立ち上がったり起き上がったりしたときに起こったり、心臓の病気などが原因で起こることもありますが、多くの場合は原因がわからないタイプの低血圧です。
高血圧のように命に関わる病気につながらなかったとしても、生活の質に関わる低血圧の症状はとてもつらい状態ですよね。少しでも上手くコントロールできるよう、生活の中でできるケア方法を2つお伝えします。
AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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