夏の「アボカド」は美容だけじゃない。夏バテ対策にもなる意外な食べ方|管理栄養士が解説
暑い日が続く夏は、食欲が落ちたり、冷たい麺類など簡単な食事で済ませる機会が増えることで、栄養バランスが崩れやすい季節です。そんな夏の食卓におすすめしたい食材が「アボカド」です。アボカドというと、「美容に良い食材」というイメージが強いかもしれませんが、実は夏バテ予防にも役立つ栄養素を含み、さらに料理の幅を広げてくれる万能食材です。今回は、アボカドの栄養やおすすめの食べ方についてご紹介します。
アボカドが夏バテ予防におすすめの理由
エネルギー補給を助けるビタミンB群
夏は暑さによる疲労や食欲低下で、体に必要なエネルギーが不足しやすくなります。アボカドには、糖質や脂質、たんぱく質の代謝に関わるビタミンB群が含まれています。食べたものを効率よくエネルギーに変えるためにも、ビタミンB群は欠かせない栄養素です。
良質な脂質で栄養価アップ
アボカドに含まれる脂質の多くは、不飽和脂肪酸です。脂質は「太る原因」と思われがちですが、私たちの体に必要なエネルギー源のひとつです。また、脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)の吸収を助ける働きもあります。
食欲が低下し、食事量が減りやすい夏には、少量でも効率よくエネルギーを補える食材です。
カリウムで夏のミネラル補給
汗をかく夏は、水分だけでなくミネラルも失われます。アボカドに含まれるカリウムは、体内のナトリウムバランスを調整する働きがあり、夏の食生活を整える食材のひとつです。
アボカドは「ソース」にすると料理の幅が広がる!
アボカドは完熟したものをつぶすと、なめらかなペースト状になり、ソースとして活用できます。
基本の作り方
アボカドをつぶし、レモン汁、塩、こしょうを加える。お好みでヨーグルトやオリーブオイル、刻んだにんにくを加えるとさらに風味よく仕上がります。
アボカドソースの活用法
- 焼いたお肉のソースとして(さっぱりしながらも満足感のある1品に)
- しゃぶしゃぶのたれとして(ポン酢やごまだれとは一味違ったお店の味に)
- サラダのドレッシングとして(野菜に含まれる脂溶性ビタミンの吸収を助けて栄養価アップ)
まとめ
アボカドは栄養価が高いだけでなく、料理をまろやかに仕上げてくれる便利な食材です。「切って添えるだけ」から一歩進んでソースやドレッシングとして活用することでいつもの料理ランクアップできます。暑い夏こそ、アボカドを上手に取り入れて、楽しみながら栄養バランスを整えてみてはいかがでしょうか。
【参考】食品成分データベース(アボカド)
ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。
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