夏バテで疲れやすい時期に。「豚肉」のビタミンB1を活かす食べ合わせ3選|管理栄養士が解説
疲れを感じやすい時期は、毎日の食事から栄養をしっかり補うことが大切です。豚肉には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が豊富に含まれています。今回は、ビタミンB1を活かす食べ方や、おすすめの組み合わせをご紹介します。
豚肉が体に嬉しい2つのポイント
エネルギー代謝をサポート
豚肉には、鶏肉や牛肉よりもビタミンB1が多く含まれているといわれています。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える働きを助ける栄養素です。
そのため、疲れやすさが気になる方や、エネルギー代謝をサポートしたい方におすすめの食材です。
体づくりをサポート
豚肉には、筋肉や皮膚、髪、爪など体をつくる材料となる良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
また、たんぱく質は体内に十分蓄えておくことができないため、毎日の食事で継続して取り入れることが大切です。
豚肉のビタミンB1を活かす2つのポイント
玉ねぎやにんにくと組み合わせる
玉ねぎやにんにくに含まれる香り成分のアリシン(硫化アリル)は、豚肉に含まれるビタミンB1と結びつくことで、体内で利用されやすくなるといわれています。
ビタミンB1の働きをより活かしたい時には、豚肉の生姜焼きや豚しゃぶサラダなど、玉ねぎやにんにくと組み合わせた料理がおすすめです。
加熱しすぎない
ビタミンB1は水に溶けやすい性質があるため、長時間茹でるとゆで汁に流れ出やすくなります。短時間で加熱したり、豚汁や鍋など汁ごと食べられる料理にしたりすると、栄養を無駄なく摂ることができます。
ビタミンB1は体内に蓄えにくい栄養素のため、毎日の食事で継続して取り入れることが大切です。
管理栄養士おすすめ!豚肉の食べ合わせ3選
豚肉+玉ねぎ
豚肉と玉ねぎは定番の組み合わせです。玉ねぎに含まれる香り成分のアリシンは、豚肉に含まれるビタミンB1の働きをサポートするといわれています。
豚肉と玉ねぎをたっぷり使った豚の生姜焼きはおすすめの一品です。
さっぱりと食べたい時は、生の玉ねぎスライスに豚しゃぶをのせ、ポン酢をかけて食べるのもおすすめです。暑い季節でも食べやすく、手軽に取り入れられます。
豚肉+にんにく
豚肉とにんにくの組み合わせは、スタミナメニューの定番です。にんにくに含まれる香り成分のアリシンは、豚肉に含まれるビタミンB1の働きをサポートするといわれています。
にんにくの香りが食欲をそそるため、暑さで食欲が落ちやすい時期にもおすすめです。にんにくはみじん切りやすりおろしにして、油で香りが立つまで炒めてから豚肉を加え、塩やしょうゆなどでシンプルに味付けするとおいしくいただけます。
豚肉+キャベツ
キャベツには、豚肉では不足しがちなビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているので、一緒に食べることで栄養バランスを整えやすくなります。
キャベツをたっぷり食べたい時は、蒸し料理にするのがおすすめです。しっかり食べたい時には、回鍋肉などの炒め物にするのもよいでしょう。
上手に豚肉を取り入れて、元気に夏を過ごそう
豚肉は、ビタミンB1やたんぱく質を含み、夏の体調管理にも取り入れたい食材のひとつです。
玉ねぎやにんにくなどとの組み合わせも意識しながら、毎日の食事に上手に取り入れて、元気に夏を乗り切りましょう。
【参考文献】
文部科学省 | 日本食品標準成分表2020年版(八訂)増補2023年
厚生労働省|e-ヘルスネット
わかさ生活|わかさの秘密
ライター/管理栄養士 亀崎智子
管理栄養士×セラピスト(野菜ソムリエ・中級食品診断士 )。食に関する講演や記事執筆・監修、体の本来の機能を取り戻すお手伝いをする整体のセラピストとして、家族丸ごと体の内と外にゆとりをつくるサポートを行っている。また、満月の日に、乾物と塩で作るふりかけと即席スープの素の製造販売も行っています。インスタグラム:kamegohan0528
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