歯の黄ばみ・くすみを取る裏ワザ&くちびるケア【モデルや俳優のケアを行う歯科医師が伝授!】

歯の黄ばみ・くすみを取る裏ワザ&くちびるケア【モデルや俳優のケアを行う歯科医師が伝授!】
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増田美加
増田美加
2026-07-25

“健やかで美しい体と心”を手に入れるための最新情報を女性医療ジャーナリストの増田美加がお届けします。 歯を白くしたい、ふっくらとしたみずみずしい唇でいたい、との願いは誰もが共通です。歯の黄ばみ、くすみを取る方法と、美しいくちびるケアの行い方を、モデルや俳優からの信頼も厚い歯科医師の石井さとこ先生に伺いました。

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歯黄ばみ、くすみの原因になる食べ物とは?

歯の黄ばみ、くすみに悩む女性は多く、歯科関連のある調査では、20代~50代の働く女性の80%に口内環境になんらかの悩みあるという結果が出ています。その1位が歯の黄ばみ、くすみ、汚れです。2位が歯垢、歯石。3位が口臭です。

「当クリニックにいらっしゃる患者さんのお悩みの傾向も同じです。歯の黄ばみ、くすみの原因はまずは加齢。加齢によって歯の色は、どうしても濃くなり、黄ばみやすくなります。

加齢によって象牙質の色が濃くなっていくこともありますが、歯が黄ばむ原因の多くは、歯の表面のエナメル質にあります。ステイン(着色汚れ)が歯の表面のエナメル質に沈着するのです。毎日摂っている食べ物や飲み物、嗜好品の色素がエナメル質表面の膜と結びつき、ステインになって歯に付着、蓄積します。ステインの元になりやすい食べ物、嗜好品は、タバコ、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、チョコレート、カレー粉などです。口呼吸や歯磨き不足も原因になります。唾液は、口臭予防になるだけでなく、歯の黄ばみにも大切な役割があるのです」と石井さとこ先生。

歯黄ばみの原因はすぐに取り除くのがコツ

食べ物、飲み物の選び方で、黄ばみやくすみの原因を減らすことができると言います。歯に色がつきやすいのは、コーヒーより紅茶です。カップを見ても紅茶の茶渋のほうが残りやすいのがわかります。

「さらに、最も色がつきやすい飲み物は、赤ワインです。赤ワインを飲むときは、水を隣に置いて、こまめに水を飲むようにしましょう。外食事に赤ワインをいただくときは、トイレに立つタイミングなどで、綿棒で歯をぬぐうなどをすることで沈着するのをある程度、防げます。食事で口をゆすぐときには、色のついたお茶ではなく、水を飲むのがいちばんです。片方の頬がいっぱいになるくらい水を含んで回してゆすぎます。色の濃い食べ物で、歯に色がついたと思ったら、すぐに水を飲んだり、歯磨きシートで拭いたりすることが大事です。

また、口内が乾燥していると、赤い口紅も歯につきやすいので注意しましょう。若い女性にも最近よく見かけるようになりました。歯磨きシートや綿棒を化粧ポーチに入れておき、気がついたらすぐ拭くようにするといいと思います」(石井先生)

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ホワイトニングは歯のためにいい?

ホワイトニング用の歯磨き粉は、どの程度効果があるのか気になります。

「セルフケアとして、ホワイトニング用の歯磨き粉を使ったり、マウスピースなどを歯につけたりするのもいいと思います。普段から歯の黄ばみやくすみに気をつけて、正しい歯磨きをすることは、歯の表面の汚れを取り除くことにもつながります」(石井先生)

クリニックで行うホワイトニングに興味がある人が増えており、「痛みはないの? 歯が弱くなったりしない?」と不安の声も聞かれます。以前は、「歯の表面を削るのでは?」とか、「ホワイトニングの薬剤は歯によくないのでは?」と言われていた時代がありました。

「現在は、そんなことはなく、今クリニックで行われているオフィスホワイトニングは、虫歯の予防になると言われています。クリニックで行う過酸化水素を使用したホワイトニングは、酸に対する抵抗力がついて、カルシウムの取り込み量が多くなるのです。

現在、多くのクリニックで使われているホワイトニング剤は、酸に対する抵抗力がついて、フッ素の取り込み量が多くなる作用があります。フッ素をしなくても、カルシウムの再石灰化を促す働きもあります。ホワイトニングをした24時間以内は、歯のカルシウムが一度少なくなるものの、1週間後には歯のカルシウム密度が高まります。ホワイトニングを続けている人は、虫歯にもなりにくく、歯がしっかりしてくる人が多いのです」(石井先生)

乾燥唇への対処法

近年、感染症対策で夏でもマスクをする機会があります。そのせいか、唇が乾燥しやすく気になっている人もいるようです。

「唇は、粘膜に近い皮膚です。粘膜に近いので外的刺激を受けやすい場所で、肌よりバリア機能が弱い箇所なのです。ですから、保湿ケアが大事です。特にこれからの季節は、UVケア入りのリップクリームを選ぶといいでしょう。

そして、大事なことは“NMKの法則”。リップクリームを塗ったら「なめない、むかない、こすらない」ことが合言葉です。なめると、くちびるは皮脂がないから、よけいに乾燥します。もし、乾燥が進んでいると思ったら、ワセリンを唇に塗るのもおすすめです。ガサガサのときには、固形のリップクリームは使わず、指や綿棒を使ってやさしく塗ります。唇は縦じわなので、横方向にスライドさせて塗らないようにします。口角部分は、切れやすいので丁寧にやさしく塗ります。触らないようにすれば、保湿成分が浸透して、口角炎が1日程度で回復することもあります」(石井先生)

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口もとの美しさを保つ口輪筋体操

美しい若々しさを保つ唇にするために、口輪筋の筋肉を鍛えるスペシャルケアを教えてもらいます。

「“ぴよぴよぷー体操”をおすすめしています。口輪筋は、くちびるを閉じたり、すぼめたりするときに使う筋肉ですが、意識して使わないと20代でも衰えてきます。口輪筋が弱くなると、ほかの顔の筋肉ともつながっているので、口が動きにくくなり表情が乏しくなります。口輪筋を鍛えることで、血流をアップして、うるおいのある唇を目ざします。飲み込む力や唾液分泌の促進にも関係し、顔のもたつき改善やほうれい線対策にもなります。

まず、頬を吸ってフェイスラインが見えるくらい絞り込みます。唇を小鳥のくちばしのようにします。そして、くちびるを上下に「ぴよぴよ」と開け閉め。最初は難しくてできなくても、繰り返すうちにできるようになります。まず、小鳥のくちばしを作って10秒キープすることから始めてもOKです。

「ぷー」は、深呼吸して両頬をぷーと勢いよく膨らませます。下顔面の引き締めと同時に、くちびるの血流もよくなります。毎日行うことで口輪筋が鍛えられます」(石井先生)

お話を伺ったのは…石井さとこ 先生

「ホワイトホワイト」院長
歯科医師。口もと美容スペシャリスト。歯のホワイトニングを日本で広めた第一人者。歯と体を美しく保つための食事や、歯が美しく見える口もとメークについてのアドバイスに定評がある。俳優・モデル・アナウンサーからの信頼も厚い。著書に『マスクしたまま30秒‼ マスク老け撃退顔トレ』(集英社)、『美しい口もと』(ワニブックス)、『口元から美人になる52の法則』(講談社)ほか。コスメキッチン限定発売のオーラルケア商品「NATURAL DROPS」監修。

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