消化力を高めるには時間帯が重要!アーユルヴェーダが教える食べ方とスープレシピ【薬膳スパイス料理家が伝授】

消化力を高めるには時間帯が重要!アーユルヴェーダが教える食べ方とスープレシピ【薬膳スパイス料理家が伝授】

心と体が重だるいのは、“液体”が足りていないせいかも?1日1杯のスープで不調が消える まいにちアーユルヴェーダスープ。SNS総フォロワー20万人の人気アーユルヴェーダ実践家・MOTOKOさんと薬膳スパイス料理家・原田真理さんの著書『まいにちアーユルヴェーダスープ』(ワニブックス)より、内容を一部抜粋して紹介します。

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消化力を下げないための最強1Dayルーティン

アーユルヴェーダでは、私たち人間を含めた宇宙に存在する全てのものは「空・風・火・水・土」の五大元素からできていると考え、これを「ドーシャ」と呼ばれる3つの生命エネルギーに分類します。それがカパ(水と土)、ピッタ(火と水)、ヴァータ(風と空)です。1日の中には、それぞれ3つのドーシャが高まりやすい時間帯があり、それに合わせて適切な行動をとることが消化力を下げないために重要です。例えば日の出の時刻が6時だとすると、6時から10時まではカパ、10時から14時まではピッタ、14時から18時まではヴァータが高まり、そのあと再び、カパ、ピッタ、ヴァータと続きます。重く冷たい性質を持つカパが高くなる朝は、消化力が低下し体が重く、むくみやすくなる傾向があります。

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朝起きたらまず常温の水を飲んで体内のめぐりを整えます。消化力が下がっている時間帯なので、朝食は消化にやさしく軽めのものを食べるか、空腹を感じていなければ食べなくても問題ありません。火のエネルギーを持つピッタが高まる日中は、代謝や消化がもっとも高い時間帯。肉料理など消化に重たい食事は、ランチで食べるとよいでしょう。食後の昼寝は、消化力を下げ毒素を生み出す原因となるのでNG。食後は時間があれば5〜10分ゆったりと歩くだけで、消化が促進されます。午後のヴァータが高くなる時間帯は、軽くてクリアなエネルギーが高まるとき。そわそわしたり疲れを感じたりしやすい時間帯なので、無理をせず静かに過ごしましょう。

日中、どうしても眠くて仮眠をとりたい場合は、15~30分ほど座ったまま眠るようにします。日中ピークに達した消化力は、再びカパのエネルギーが高くなる夜6時までにだんだんと下がっていくため、夕食は消化によいものを選びましょう。少なくとも寝る3時間前までには軽めの夕食をすませ、心地よい空腹感とともに眠りにつくのが理想です。空腹すぎて眠れない場合は、眠る30分ほど前に、ナツメグパウダーを入れたホットミルクを飲むのがおすすめ。重くしっとりとした性質を持つ牛乳と、リラックス効果の高いナツメグが、軽くふわふわとした性質のヴァータを鎮め、心地よい眠りへと導いてくれます。日の出の時間は一定ではなく、夏と冬では大きく差があります。日の出の時刻に合わせて起床時間を変えるのが理想ですが、実際はなかなか難しいので、おおよそ午前6時頃を目安に、遅くても8時までに起きるようにすると、心身が整いやすくなります。

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かぼちゃとナツメグのスープ

こっくりとした甘さにウッディな香りがほんのり漂う

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材料と下準備(2人分)

かぼちゃ   250g >> 種を取り除き、皮をところどころ剥いて、ひと口大に切る
ギー   小さじ2
玉ねぎ   1/2 個 >> 薄切り
水   300ml
無調整豆乳またはアーモンドミルク   150ml
岩塩   少々
ナツメグパウダー   ひとつまみ 

作り方

1. 鍋にギーを熱し、玉ねぎを入れてしんなりするまで炒める。
2. かぼちゃを加えて軽く炒め、水を加える。煮立ったらフタをして弱火で15分煮る。
3. 豆乳、塩を加える。再び沸騰したら火を止める。
4. ナツメグを加えて混ぜ合わせる。

(point) ナツメグは摂りすぎると逆に覚醒するので分量に注意 

memo

天然の精神安定剤といわれるほどリラックス効果の高いナツメグ。ヴァータ(風と空のエネルギー)を鎮めて心身を落ち着かせ、不眠を改善します。

『まいにちアーユルヴェーダスープ』(ワニブックス)
『まいにちアーユルヴェーダスープ』(ワニブックス)
 

この本の著者…

MOTOKO
アーユルヴェーダ実践家。仙台生まれ。幼少期から複雑で繊細な人間の感情や肉体に興味を持ち、19歳でアーユルヴェーダを生活に取り入れ、実践を続けている。クリニックでのセラピストやサロン経営、セラピスト育成、サロンへのアーユルヴェーダ導入コンサルなどを経験。現在は、『生き方・暮らしに活かすアーユルヴェーダ』を発信し、健康・美容・幸せに関わるすべての悩みを解決できると好評を博している。SNS総フォロワー20万人(2026年6月現在)。著書に『世界一わかりやすい! まいにちアーユルヴェーダ』(ワニブックス刊)などがある。

原田真理(はらだ・まり)
アーユルヴェーダ講師、薬膳スパイス料理家。日本食材で実践できるシンプルな薬膳アーユルヴェーダ料理を通じて、日常に「美」と「若返りの知恵」を届け、食事から心身を整えることの大切さを伝えている。年齢を重ねるほどに若々しく、自由でエネルギッシュに生きる姿に、周囲から“アンナプルナ(食の女神)”と呼ばれている。

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