膝下O脚の原因は脚だけじゃない!歪みを整えて美脚を目指す座位ツイストストレッチ
膝下の歪みが気になり、ストレッチやトレーニングを続けているのに、なかなか変化を感じられないという方もいるのではないでしょうか。なかなか改善しない場合は「全身のつながり」に目を向けてみる必要があるかもしれません。そこで今回は、膝下O脚と胸の硬さの関係について解説しながらおすすめのストレッチをご紹介します。
膝下O脚とは?
膝下O脚とは、直立で立った時に膝下が外側に湾曲しているように見える状態を指します。この状態では、すねの骨である脛骨(けいこつ)が外側へねじれる「脛骨外旋」がみられることがあります。
脛骨外旋が強くなると、見た目だけの問題ではなく、足裏のバランスが崩れたり、歩行時の負担が偏ったりして、足首、膝や股関節の不調の原因になることもあります。そのため、膝下O脚を改善するためには、脛骨のねじれを引き起こしている要因を探ることが大切です。
胸の硬さと膝下O脚の意外な関係
私たちの体はそれぞれの部位が独立して動いているわけではありません。全身を覆う筋膜には、いくつか強い連続性があると考えられており、その中の一つに体をらせん状につなぐスパイラルラインというものがあります。スパイラルラインは、足部から脚、骨盤、体幹、肩周囲へと連続してつながり、歩行や姿勢保持、体をねじる動きに関わっています。本来であれば、歩行や方向転換では胸椎を中心とした体幹がしなやかに回旋し、その力が全身へ分散されます。
しかし、胸椎の動きが硬くなると体幹で吸収できない回旋ストレスを他の部位が代償することがあり、その結果、膝下や足部でねじれが強くなり、脛骨外旋を助長する可能性があります。もちろん膝下O脚の原因は一つではありませんが、脚だけでなく胸椎の動きにも目を向けることで改善のヒントが見つかるかもしれません。
胸椎から全身のねじれの連動を引き出そう!
今回ご紹介する座った姿勢で行う座位ツイストストレッチの魅力は、胸椎をねじることで柔軟性を引き出すことはもちろんですが、それだけではありません。
体幹の回旋に伴い、腹斜筋群や大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、大腿二頭筋など、スパイラルラインにつながる組織へも心地よい刺激が入ります。胸椎の動きを引き出しながら、体をらせん状につなぐライン全体へ働きかけることで、ねじれの偏りを見直すきっかけづくりにも役立つでしょう。
一か所だけを伸ばすのではなく、全身の連動を意識しながらアプローチできるのが、このストレッチの大きな特徴です。
膝下O脚改善!ツイストストレッチ
ポイントは、ねじる際にお尻を浮かせずに骨盤をしっかり安定させた上で、みぞおちから胸を回すイメージで行うこと。呼吸を止めず、息を吐くたびに背骨がやさしく回旋する感覚を味わいましょう。
無理に大きくねじる必要はありません。胸まわりの心地よい伸びや動きを感じながら行ってみてください。
<やり方>
1)両足を伸ばして長座で座り、右膝を曲げて体に引き寄せ、右足を左ももの外側につく。左足はかかとを押し出してつま先を天井に向けておく。
2)息を吸って背骨を長くし、左腕で右膝を抱えて右手はお尻の後ろにつく。
3)息を吐きながら上半身をゆっくりねじり、目線を後方へ向ける。3〜5呼吸キープし、反対側も同様に行う。
1)の姿勢を作った際にお尻が浮いてしまう場合は、お尻の下にブランケットやクッションを敷いてください。
また、腰が丸まると背骨を十分にねじることができず、下半身へのストレッチも感じにくくなります。背すじを伸ばせる範囲で行いましょう。
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
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