ストレッチ初心者向け【腰のだるさ・股関節のつまり感に】誰でも「効いてる」がわかる壁ストレッチ
「壁ヨガ」という言葉を聞いたことありますか? 道具もスペースも不要。家の壁を使って、体の深いところまでアプローチができるエクササイズです。今日はそのなかでも、現代人が特に硬くなりやすい「股関節まわり」に刺激を与える壁ヨガをご紹介します。
壁を使うと「効いている」のがわかる
壁に手や脚をつけると、体の軸がスッと安定します。すると、ポーズを維持するための余計な力みが抜けて、ほぐしたい筋肉だけに集中できるようになります。壁はまるで「体のゆがみを映し出す鏡」のような存在。「なんとなくやっていた」ポーズが、壁を使うことで「あ、ここに効いてる」という確かな感覚に変わります。それが壁ヨガの一番の魅力です。
現代人は「腸腰筋」が硬くなっている
股関節に関係する主な筋肉の中で、特に現代人が硬くなりやすいのが「腸腰筋(ちょうようきん)」です。腸腰筋は、「腸骨筋」と「大腰筋」を合わせた総称で、股関節の動きと姿勢の維持の両方に関わっています。デスクワークなど座りっぱなしの時間が長い人は要注意。股関節が曲がったままの状態が続くことで、腸腰筋も縮んだまま固まっているかもしれません。これがいわゆる「腸腰筋が硬い」状態です。
腸腰筋が硬いと腰痛の原因に
腸腰筋は骨盤と腰椎に直接ついているため、ここが硬くなると骨盤が前に引っ張られ、前傾しやすくなります。骨盤が前傾すると腰が反りやすくなり、慢性的な腰痛につながることがあります。さらに、股関節を後ろに引く動き(伸展)が制限されるため、歩くときの蹴り出しが弱くなったり、全体的な姿勢の崩れにもつながります。
「座り仕事が多く腰がだるい」「歩くと股関節の前がつまる感じがする」。そんなトラブルを感じている人は、腸腰筋が硬くなっているのかもしれません。
腸腰筋ほぐしにも「壁」が有効
腸腰筋は体の奥にある筋肉なので、ただ脚を後ろに引くだけでは表面の筋肉しか伸びないことがあります。壁を使うことで骨盤と体幹がしっかり安定し、後ろ脚を深く沈めながら腸腰筋の深層まで届かせることができます。「伸びているかわからない」から、「確かにここが伸びている」という感覚を持てるのが、壁ヨガの強みです。
壁を使った「腸腰筋ほぐし」
1 壁の前に立つ。距離は、両手をまっすぐ伸ばして手のひらが壁につく程度。
2 片脚を後ろに引いて、後ろのつま先を斜め45度外側に開く。前の膝を曲げる。 その際、膝がかかとより前に出ないように注意して。
3 おへそを見て、骨盤から背中を丸めるように猫背の姿勢になる。(骨盤後傾)手で壁を押して、骨盤後傾の意識を高める。後ろ脚の付け根が伸びていたらOK。
動画で一緒に動く
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