なかなか寝つけない原因は背中の疲れ?体が硬くてもできるお休み前のリラックスポーズ
寝つきが悪い夜、原因はストレスや考えごとだけではないかもしれません。意外と見落とされやすいのが、日中にたまった背中の疲れです。今回は背中の張りや疲れをやわらげる、リラックスポーズをご紹介します。
背中は思っている以上に疲れている
人の頭の重さは約4〜6kgほどあり、その重さを首や肩、背中の筋肉が支えています。特に首から腰にかけて、背骨の両側に沿って伸びる脊柱起立筋は、立っているときも座っているときも、姿勢を保つために常に働いている筋肉です。
デスクワークやスマホ操作が続くと頭が前に出たり背中が丸くなるなど、姿勢の崩れが起こります。本来は背骨や体幹、さらに骨盤や股関節まわりなどが連動しながら、負担を分散して姿勢を支えているのですが、長時間同じ姿勢が続くと、そのバランスが崩れ、背中まわりを中心に負担がかかりやすくなります。その結果、強い痛みではなく、「なんとなく張っている」「力が抜けない」といった違和感が現れやすくなります。
背中の筋肉は日常の中で想像以上に働き続けていますが、肩や腰のようにはっきりとした不調として自覚しにくいため、気づかないうちに疲労が積み重なっていることがあります。
眠りのスイッチを邪魔する背中の疲れ
背中に緊張が残っていると、ベッドに入って体を横にしても無意識のうちに楽な位置を探そうとする反応が働き、力を抜ききれないことがあります。その結果、「眠いのに眠れない」「横になっても休まらない」と感じやすくなり、スムーズに眠りにつきづらくなることがあります。眠りに入るためには、心身が活動モードから休息モードへ自然に切り替わることが大切です。
そこで今回は、体を休息モードに切り替えるためのエクササイズをご紹介します。
疲れた背中をやさしくいたわるリラックス前屈
今回ご紹介するのは、上半身の力を抜きながら、膝の下にクッションやタオルを入れて支えを作る前屈です。膝を軽く曲げたまま行えるため、体の硬さが気になる人でも無理なく取り入れやすい方法です。
<やり方>
1)折りたたんだブランケットやクッションの上に座り、お尻の位置を少し高くして脚を前に伸ばす。
2)膝を軽く曲げ、膝の裏に丸めたブランケットやクッションを入れて、膝が楽に保てる状態をつくる。
3)そのまま上半身を前に倒し、できる範囲でお腹を太ももに自然に近づける。腕は軽く組むか、両肘を軽く持ち、額を前腕に預ける。
4)無理のない姿勢が取れたら、そのまま数分間ゆったりと呼吸を続ける。力を抜き、全身を預けるようにキープする。
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