【猫背・巻き肩がみるみる改善!】「背面の筋力」を呼び覚まして美姿勢を作る「ピラティス・スワン」

【猫背・巻き肩がみるみる改善!】「背面の筋力」を呼び覚まして美姿勢を作る「ピラティス・スワン」
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意識して背筋を伸ばしても、気づけばまた丸まっている…。猫背が戻るのは意識の問題ではなく、「背面の筋肉が眠ったまま」だからかもしれません。特に問題なのが、長年の前かがみ姿勢で固まった「胸椎(背中の上部の骨)」。ここが硬いと、肩だけをほぐしても姿勢は元に戻ります。そこで試してほしいのが「ピラティス・スワン」。うつ伏せから背面の筋力だけで胸を持ち上げるこのエクササイズで、眠っていた脊柱起立筋・菱形筋を目覚めさせ、胸椎の可動性を同時に取り戻せます。

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猫背・巻き肩が戻る本当の原因は胸椎の硬直

デスクワークやスマートフォンの前かがみ姿勢が続くと、背骨の中でも胸椎(第1〜12胸椎)が屈曲したまま固まっていきます。胸椎が硬くなると「反らす・ねじる」動きが失われ、背中が一枚板のように丸まった状態が定着します。さらに、背面を支えるはずの脊柱起立筋・菱形筋・僧帽筋中下部が使われないまま眠り、前側の大胸筋・小胸筋が縮んで肩を前方に引き込む「巻き肩」が定着。肩だけをストレッチしても胸椎の硬さが残ったままでは、姿勢はすぐに元に戻ってしまいます。また、背骨は自律神経の通り道でもあるため、胸椎が固まると呼吸が浅くなり、疲れやすさや肩こりの慢性化にもつながります。

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背面の筋肉を「収縮させる」ことで胸椎が動き出す

胸椎の可動性を回復させるには、ストレッチで伸ばすだけでなく、背面の筋肉を収縮させる動きが必要です。筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、固まった胸椎まわりの筋膜がほぐれ、椎骨1本1本が動けるようになっていきます。うつ伏せから上体を持ち上げる動きは、脊柱起立筋・菱形筋・僧帽筋中下部を同時に収縮させながら、胸椎を上から順に伸展(反らす)させる理想的なアプローチです。背面の筋肉が目覚めてくると、肩甲骨が自然に中央に引き寄せられ、胸が開き、肩の巻き込みが解放されていきます。

「ピラティス・スワン」とは

スワンはピラティスの代表的なエクササイズのひとつで、うつ伏せから胸を持ち上げて白鳥(スワン)が首を伸ばすような姿勢をとるムーブメントです。ヨガのコブラのポーズに似ていますが、「腕で押し上げない・腰で反らない」という制約のもと、純粋に背面の筋力(脊柱起立筋・菱形筋・多裂筋)だけで上体を引き上げることに特化しています。この制約こそが眠っていた背面筋を確実に覚醒させるポイントです。胸椎の伸展を引き出しながら肩甲骨を安定させるため、猫背・巻き肩・肩こり・腰痛の根本改善が同時に期待できます。

スワンのやり方

1. うつ伏せになり、両足を腰幅に開いて足の甲を床につける。両手のひらを肩の真下(乳頭ライン)に置き、肘を体側に引き寄せて脇を締める。額または鼻先を軽く床につけてリラックスする。

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2. 一度両手を床から浮かせ、腕の力を使わずに背面の筋力だけで上体をどこまで持ち上げられるか確認する。「背面で引き上げる感覚」をここでつかむ。

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3. 両手を床に戻し、息を吸いながら頭頂から引き上げるイメージで、首・胸椎・腰椎の順に背骨を1本ずつ起こすように上体をゆっくり持ち上げる。腕は添えるだけで押し上げない。

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4. 肩甲骨を背中の中央に引き寄せながら下げ、肩を耳から遠ざける。胸を前方に開き、視線は斜め前方へ。腰が過度に反らないようお腹を軽く引き込んでおく。

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5. 5〜7呼吸キープしたら、息を吐きながら胸・背中・額の順にゆっくり床に戻す。これを1日5〜6回、毎日続ける。

効果を高めるためのポイント

最も大切なのは「腕で押し上げない・腰だけで反らない」こと。腕に力が入ると背面の筋肉がサボり、腰にだけ負担が集まって痛める原因になります。ステップ2の「両手を浮かせてどこまで上がるか確認する」を毎回行うと、背面の筋肉を使う感覚がつかみやすくなります。背中が硬くてほとんど上がらない場合は、肘をついた「スフィンクスのポーズ」から始めるのが初心者向けの軽減法です。また、首だけ反って頭を後ろに倒すと頸椎に負担がかかるため、「顎でやわらかく卵を挟むイメージ」で首を長く保ちましょう。毎日続けると2週間ほどで「肩が自然に後ろに落ちるようになった」「背中が軽くなった」と感じる方が続出します。

記事監修/MAMI
埼玉県出身。大学(体育学部)卒業後、運動習慣がなくなり月に1度風邪を引くほど免疫力が低下。「運動をせねばまずい」と、過去に習っていたヨガを思い出しヨガ講師となる。その後ヨガに魅了され、幅広く学びを深める中で、不調の予防や根本改善には「姿勢を整えること」が重要だと実感。体の使い方・仕組み・姿勢改善を軸にレッスンを開催している。初心者にもやさしい“大人のための運動教室”として、個人スタジオおよびオンラインサークルを主宰。ヨガっぽくないヨガ、知識が豊富で学びも楽しい、一人ひとりに寄り添うレッスンに定評がある。(ヨガフェスタ2024トライアルクラス講師)Instagram:@mamiyoga.smile、Web:mymeyoga studio 真美 (MAMI)、YouTube:真美ヨガ

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