ぽっこりお腹は二足歩行の代償?進化でサボった筋肉を叩き起こすプランクトレーニング
「年々お腹がぽっこりしてきた」「腹筋トレーニングをしてもなかなか痩せない」とお悩みではありませんか? 実は、人間は「二足歩行」になったことで、サボるようになってしまった筋肉があるため、ぽっこりお腹になりやすいと言われています。今回は、理学療法士の視点から、四足歩行の時に使われていた眠った筋肉を呼び覚まし、効率よくお腹を引き締めるプランクのバリエーションをご紹介します。
なぜ人間はお腹がたるみやすいのか?
犬や猫などの四足歩行の動物を見ると、お腹がぽっこりとたるんでいることは少なく、引き締まっていますよね。四足歩行の動物は常に四つん這いの姿勢でいるため、重力によって下に落ちようとする内臓を、お腹や背中の筋肉(インナーマッスル)でハンモックのように吊り上げて支えています。そのため、日常生活の中で自然と体幹が鍛えられているのです。
一方で、私たち人間は二足歩行をするようになったことで、内臓を骨盤という器で下から受け止めることができるようになりました。その結果、重力に逆らって内臓を吊り上げるためにお腹の筋肉を常に働かせる必要がなくなり、お腹をコルセットのように覆う腹横筋などのインナーマッスルがサボりやすい状態になってしまったのです。この筋肉のサボりこそが、ぽっこりお腹や姿勢の崩れを引き起こす大きな原因です。
眠った筋肉を目覚めさせる「プランク」の魔法
サボってしまったインナーマッスルを再び目覚めさせ、効率よく体幹を鍛えるための鍵は、プランクの姿勢です。プランクの姿勢の時、動物と同じように内臓が重力で下に向かって引っ張られます。この内臓が落ちないようにお腹をグッと引き上げることで、二足歩行では使われにくくなっていた深層の筋肉にダイレクトに刺激を入れることができます。
キツくないのに効果絶大!「四つ這いプランク」バリエーション
今回は四足歩行の姿勢で重力を味方につけ、眠っていたインナーマッスルを効率よく呼び覚ますプランクのバリエーションメニューをご紹介します。キツい姿勢を長時間キープするのが苦手な方でも、無理なく体幹に効かせることができますよ。
プランク・ダウンドック(10回×2セット)
<やり方>
1)踵から頭頂まで一直線にし、プランクの姿勢になる。
2)お尻を高く持ち上げながら踵へ体重を乗せ、両手でマットを押します。
3)1)と2)を交互に繰り返します。みぞおちを高く持ち上げるように意識しましょう。
サイドプランクねじり(10回×2セット)
<やり方>
1)肘をついたサイドプランクの姿勢で上の手を天井方向へ上げます。
2)挙げている手を脇腹の方へ通し体をねじります。これを交互に繰り返します。
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