筋トレで肌の弾力アップ!最新研究で判明した「筋肉量」と「シミ・シワ」の深い関係

筋トレで肌の弾力アップ!最新研究で判明した「筋肉量」と「シミ・シワ」の深い関係
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かくれ肥満の解消はもちろん、なかなか筋肉が増えないという課題へのアンサーにも!高橋メアリージュンさんが推薦するフィットネス界の先駆者でもある森拓郎氏が、美しさと健康が両立する体型づくりを指南。著書『筋肉をつけて脂肪を減らす やせるしくみ化』(アスコム)より内容を一部抜粋して紹介します。

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美容面にも影響がある筋肉量

体脂肪が多くてぽっちゃりしていると、一見肌の張りがよい印象を与えます。しかし、筋肉はそれ以上の効果やメリットがあることが最近の研究でわかりました(1)。ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業は、2018年、最先端テクノロジーを用いたゲノムの研究により、シミができない体質の人は生まれつき筋肉の性質が異なる可能性がある。また、体重あたりの体幹と下半身の総筋肉量が多い人ほど顔のシミが少ないという事実を解明しました。これは筋肉で作られる「マイオネクチン」という物質が皮膚に運ばれると、シミのもとであるメラニンの生成を抑えていることが示唆されたことによります。筋肉は体型や体力の維持だけでなく、美肌にとっても重要なファクター。しかし、かくれ肥満だと筋肉量が少ない。となると、お肌への影響もありそうです。

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また、2023年には、筋肉量を増やすための筋力トレーニングは皮膚の老化を改善するという研究結果も発表しました(2)。40~50代の女性61名を有酸素性運動の群と筋力トレーニングの群に分け、4か月間にわたり週2回の運動を行った場合の皮膚の弾力性の違いについて調査。筋力トレーニングをした群は、加齢によって薄くなりがちで、見た目の若々しさを左右する真皮の厚みが増したという結果に。筋力トレーニングで増加させ、若々しい外見に貢献する可能性があることが世界で初めて明らかになりました。つまり、筋肉がある人のほうが肌の弾力性が高いということなのです。もちろん、有酸素性運動をした人も筋トレをした人も、ともに皮膚の老化が改善されましたが、特に筋トレのグループは真皮の厚みまで改善。筋トレをして筋肉量を増やせばお肌にもよい効果が期待でき、かくれ肥満の解消にもつながります。

参考文献

(1) Nishikiori H et al. Beauty and muscle – the secret effect of muscle on the skin. IFSCC Congress, 2018.
(2) Nishikiori H et al., Sci Rep 2023;13:10476.

『筋肉をつけて脂肪を減らす やせるしくみ化』(アスコム)
『筋肉をつけて脂肪を減らす やせるしくみ化』(アスコム)
 

この本の著者…森 拓郎

フィットネストレーナー。
大手フィットネスクラブを経て、2009年、自身のスタジオ『rinato』を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導。足元から顔までを美しくする【ボディワーカー】として、運動の枠だけに囚われない様々な角度からボディメイクを提案する運動指導者として活躍し、ファッションモデルや女優などの著名人のクライアントも多く、その指導に定評がある。テレビ、雑誌など多くのメディアで注目されている。著書に『運動指導者が断言! ダイエットは運動1割、食事9割』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『30日でスキニーデニムの似合う私になる』(ワニブックス)、『ボディメイクストレッチ』(SBクリエイティブ)などがある。

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『筋肉をつけて脂肪を減らす やせるしくみ化』(アスコム)