食べ過ぎた翌日、医師がこっそり実践している「24時間の食事調整」
週末。会食、家族との外食、ついでに甘いもの。楽しかったけれど、翌朝は・・・顔がむくんでいる。胃が重い。体がだるい。「ああ、やってしまった」ということ、医師だって普通にあります。でも私は、ここで極端なことはしません。断食もしませんし、酵素ドリンクにも頼りません。代わりにやるのが、「24時間のゆるい調整」です。今回はその中身を、こっそり共有します。
リセットの目的は「減らす」ことではない
まず大事なのはここです。体重を戻すのが目的ではありません。内臓の負担を減らすこと。
食べ過ぎた翌日は、いわば、内臓が「軽い炎症状態」。
- 血糖が乱れやすい
- 中性脂肪が上がりやすい
- 腸がむくんでいる
ここで無理に断食をすると、今度はストレスホルモンが上がる。
だから私は、「抜く」より「整える」を選びます。
朝:あえて軽くする
翌朝は、基本的に空腹感がありません。なので私は、固形物を無理に食べません。
- 常温の水
- 温かい味噌汁
- ブラックコーヒー少量
これだけで十分。
以前は「朝食を抜くと代謝が落ちる」と言われていましたが、1回軽くする程度で問題はありません。
むしろ、胃を完全に空にする時間を作ることが大事。
ここでパンや甘いヨーグルトを入れると、また血糖の波が始まります。
昼:タンパク質を戻す
昼はきちんと食べます。ただし、糖質は控えめ。
私の定番は、
- 焼き魚
- 冷奴
- サラダ
- 少量のご飯
ポイントはタンパク質。
食べ過ぎた翌日は、「今日はサラダだけにします」という方が多いですが、それは逆効果。
タンパク質が不足すると、夕方にドカ食いします。
血糖を安定させるためにも、昼は“整った食事”を。
間食はどうする?
基本的には不要です。
でも空腹が強いなら、
- 素焼きナッツ
- ゆで卵
甘いものは避けます。
前日の糖質ダメージを引きずらないこと。
ここでチョコに手を出すと、リセットは振り出しです。
夜:炭水化物を抜く
夜は軽く。
- 具だくさんスープ
- 蒸し野菜
- 少量の魚や豆腐
炭水化物は基本なし。
ここで再び丼ものを食べると、リセットは成立しません。
「昨日食べた分を今日で整える」ーこれが24時間調整の考え方です。
水分と塩分も意識する
食べ過ぎ翌日は、塩分も過多になっています。
だから水をしっかり。ただし、がぶ飲みはしません。
むくみは水不足でも起こります。
私は一日を通して、少しずつ多めに飲みます。
運動は軽く、でいい
「昨日食べたから今日は激しく運動!」
これはやりません。
強い運動は炎症を増やすこともあります。
私は軽い散歩か、ゆるいストレッチ程度。
血流を回すことが目的。汗で帳消しにはなりません。
なぜ24時間で整うのか
脂肪は一晩で増えません。増えるのは主に水分とグリコーゲン。
だから、1日整えれば戻ります。
逆に、「もういいや」と3日続けると本当に増える。
リセットは早めが肝心。
実際の変化
私自身、日曜に会食、月曜に調整。
火曜の朝には、体重より、体感が違います。
- 顔のむくみが減る
- 胃が軽い
- 体温が安定
- 思考がクリア
患者さんにもこの方法を勧めていますが、「断食より楽」「続く」と好評です。
無理な断食が続かない理由
完全断食は、ストレスが強い。
反動で食べ過ぎる。これでは意味がない。
リセットは、「静かに戻す」こと。
まとめ
食べ過ぎた翌日、私が実践しているのは、
✔ 朝は軽く(ほぼ液体)
✔ 昼はタンパク質中心
✔ 夜は炭水化物控えめ
✔ 水をこまめに
✔ 激しい運動はしない
たった24時間。それだけで内臓は落ち着きます。
大事なのは、「失敗を長引かせないこと」。
週末は楽しむ。翌日整える。
これが、私の現実的な内臓メンテナンス術です。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
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