ちょっとしたコツで劇的に変化?!【動作解析の専門家が教える】重い荷物を持ちながらスイスイ歩く方法

ちょっとしたコツで劇的に変化?!【動作解析の専門家が教える】重い荷物を持ちながらスイスイ歩く方法
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いつも行っている作業が驚くほどラクに!?「疲れない姿勢・動作」を手に入れて「疲れない体」へ!日本のトップアスリートたちの活躍を数十年にわたり支えてきたトレーナーである夏嶋隆(なつしま・たかし)さんの著書『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)より、内容を一部抜粋して紹介します。

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重い荷物を持ちながらスイスイ歩く方法

重い荷物を歩いて運ぶとき、手や腕の筋肉がパンパンに張って、何度も左右の手を持ち替えたり、休憩して回復を待ったりしたことは誰でもあるでしょう。なぜすぐに疲れてしまうのかというと、理由は単純で、荷物を体の前か脇で持っているからです。体の前で荷物を持つと、手と腕の力だけで荷物の重さを支えなければならず、筋肉は緊張して悲鳴を上げている状態になります。同時に、荷物の重さによって前傾姿勢になるため、歩行時の体の軸も崩れ、肩や腰、足へも大きな負荷がかかります。これが、重い荷物を運ぶとき、すぐに疲れてしまう理由です。

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そうならないための方法は簡単です。荷物を持った手を、体の前ではなく、体の後ろ側(お尻のあたり)に持ってきてください。その際、腕は胴体に密着させるようにして、手首は曲げないで伸ばしたままにします。筋力ではなく、自分自身の胴体を使って、荷物の重さを支えるイメージです。荷物が2つ以上あり、両手がふさがっている場合は、両方の腕を同じように胴体に密着させます。この運び方をすると、腕の筋肉が疲れず、また歩行時の体の軸も一直線にキープできるため、体に負担がかかりません。荷物を持っているときも、「上から見たときの面積を小さくする」ことを心がければ、重力のダメージを軽減できるのです。

Point

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重い荷物は、体の前や脇で抱えると体に負担をかけることに。体のやや後ろ側で、体に密着させて持つと、疲れがたまりにくくなる。

『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)
『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)
 

この本の著者…夏嶋隆(なつしま・たかし)

メディカルトレーナー。動作解析専門家。大阪体育大学サッカー部、関西国際大学サッカー部トレーナー。1957年、大阪府出身。大学を卒業後、実業団バレーボール部の指導者としてキャリアをスタート。しかし道半ばにして医師に完治不能と言われた怪我を負う。だが、最後の望みをかけて訪ねた、かつて旧日本軍の軍医も務めていた医師のもとで治療を受けるとみるみる回復。その治療方法と、患者に真摯に向き合う姿勢に感銘を受け、同医師に師事。手技療法の道に進む。そこでの経験をもとに、人間の動作を観察・記録し、科学的アプローチを背景にした、人間が本来持つ力を十分に引き出す指導をする、動作解析の専門家として活動を始める。とくにアスリートからの支持は絶大で、サッカー、プロ野球、バスケットボール、陸上競技からブレイクダンスまで多岐に渡る。また、知る人ぞ知る存在から、突然、夏嶋氏のもとを訪れる人が多く、治療院のドアを開けたら、日本代表選手がいて驚いた、ということもしばしば。現在も、スポーツ界の発展に尽力し、また、医師もあきらめる怪我を負った人を救い続けている。

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『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)