疲れやすいのは姿勢のせい?!【メディカルトレーナーが実践】ラクな食器洗いのポイント

疲れやすいのは姿勢のせい?!【メディカルトレーナーが実践】ラクな食器洗いのポイント
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いつも行っている作業が驚くほどラクに!?「疲れない姿勢・動作」を手に入れて「疲れない体」へ!日本のトップアスリートたちの活躍を数十年にわたり支えてきたトレーナーである夏嶋隆(なつしま・たかし)さんの著書『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)より、内容を一部抜粋して紹介します。

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食器洗いの負担を軽くする方法

シンクで食器洗いをするときに、強い疲労感を覚える人は多いようです。たいていの人が、シンクの真正面に立ち、片手に食器、片手にスポンジを持って洗っているでしょう。体の正面で両手を使って作業をしていると、どうしても前かがみになってしまうため、頭の重さと腕の重さを支えようと筋肉に負担がかかってしまい、疲れやすくなってしまうのです。この負担を軽減するには、2つのポイントがあります。

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1つ目は、食器を持つ位置を体の正面から横にずらし、骨盤のでっぱりの前のあたりで洗うことです。ファイティングポーズになるのも忘れないようにしましょう。

2つ目は、遠位置の活用です。食器洗いは中腰作業のため、スポンジを持つ右手が近位置の場合、遠位置は左のお尻になります(右利きの場合)。洗うときは、近位置の右手を動かすだけでなく、遠位置の左のお尻をリズミカルに揺らしたり軽く振ったりしてみましょう。近位置とは対角にある遠位置を動かすことで、作業に関わる筋肉の緊張をほぐし、疲れが残りにくくなります。遠位置をリズミカルに揺らす方法は、食器洗いだけでなく、さまざまな家事に使うことができますので覚えておきましょう。

Point

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中腰作業になりがちな食器洗いでは、体の正面で食器を洗わないことが大切。その際、遠位置にあたる腰をフリフリ動かすと、筋肉が疲労しにくい。

『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)
『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)
 

この本の著者…夏嶋隆(なつしま・たかし)

メディカルトレーナー。動作解析専門家。大阪体育大学サッカー部、関西国際大学サッカー部トレーナー。1957年、大阪府出身。大学を卒業後、実業団バレーボール部の指導者としてキャリアをスタート。しかし道半ばにして医師に完治不能と言われた怪我を負う。だが、最後の望みをかけて訪ねた、かつて旧日本軍の軍医も務めていた医師のもとで治療を受けるとみるみる回復。その治療方法と、患者に真摯に向き合う姿勢に感銘を受け、同医師に師事。手技療法の道に進む。そこでの経験をもとに、人間の動作を観察・記録し、科学的アプローチを背景にした、人間が本来持つ力を十分に引き出す指導をする、動作解析の専門家として活動を始める。とくにアスリートからの支持は絶大で、サッカー、プロ野球、バスケットボール、陸上競技からブレイクダンスまで多岐に渡る。また、知る人ぞ知る存在から、突然、夏嶋氏のもとを訪れる人が多く、治療院のドアを開けたら、日本代表選手がいて驚いた、ということもしばしば。現在も、スポーツ界の発展に尽力し、また、医師もあきらめる怪我を負った人を救い続けている。


 
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『体の仕組みを解析し導き出された 疲れないコツ大百科』(アスコム)