首がつらい人は肩甲骨が硬い。腕が回しやすくなって首もラクになる肩甲骨ストレッチ
首のこりがなかなか取れない…その原因は肩甲骨にあるかも? 首をマッサージしても、ストレッチをしても、すぐにまたつらくなる…そんな経験はありませんか?実は、首のこりや痛みの原因が肩甲骨の硬さにあることは少なくありません。肩甲骨は腕や鎖骨とつながっており、この部分が硬くなると首や肩に大きな負担がかかります。今回は、効果を実感した肩甲骨をほぐして首のつらさを根本から解消するストレッチをご紹介します。
肩甲骨の硬さが首のこりを引き起こすメカニズム
肩甲骨のまわりには僧帽筋、菱形筋、広背筋など、姿勢を支える大きな筋肉が集まっています。デスクワークやスマホの使用で前かがみの姿勢が続くと、これらの筋肉がこり固まり、肩甲骨の動きが悪くなります。すると腕を上げる動作や首を回す動作で余計な負担がかかり、首や肩のこりが慢性化。さらに巻き肩や猫背が進行し、呼吸も浅くなるという悪循環に陥ってしまいます。
首をほぐすより肩甲骨を動かすのが効果的
首のこりを解消するには、首だけをほぐすのではなく、肩甲骨まわりの筋肉を動かすことが重要です。肩甲骨には「上げる・下げる・寄せる・開く・上に回す・下に回す」という6つの動きがあります。これらの動きを意識したストレッチで肩甲骨の可動域を広げると、腕が回しやすくなり、首への負担も軽減されます。
肩甲骨を寄せて開く簡単ストレッチ
今回ご紹介するのは、座ったままできる肩甲骨ストレッチです。肩甲骨を「寄せる」と「開く」の動きを繰り返すことで、背中側の筋肉がほぐれ、血流が改善します。僧帽筋上部の緊張がゆるむと、首や肩のこりが楽になるだけでなく、姿勢も整い、巻き肩の改善にもつながります。
肩甲骨ストレッチのやり方
1. 椅子に座るか、あぐらで床に座る。両手を背中側で組み、お尻のあたりで軽く拳を作る。肩の力を抜き、背筋を伸ばす。
※拳は、手のひらが離れていても、くっついていても、どちらでも大丈夫です。

2. 息を吐きながら、組んだ手をお尻から少しずつ遠ざけていく。腕の付け根を外側に回しながら、左右の肩甲骨を背骨に寄せるように意識する。胸が自然に開くのを感じながら3呼吸キープ。

3. 息を吸いながら手をお尻に近づけて戻す。次に両腕を前に伸ばして手を組み、背中を丸めながら肩甲骨を左右に開く。3呼吸キープしたら、一連の動きを3〜5回繰り返す。

効果を高めるためのポイント
肩甲骨を寄せるときは、腰を反らせないよう注意しましょう。腰が反ると肩甲骨ではなく腰に負担がかかってしまいます。また、肩をすくめて首に力が入らないよう、肩は常に下げた状態をキープします。動きはゆっくり丁寧に行い、呼吸を止めないことが大切です。デスクワークの合間など、1〜2時間おきにこのストレッチを行うと、こりが蓄積しにくくなります。継続することで肩甲骨の可動域が広がり、首や肩が楽になるのを実感できるでしょう。
記事監修/MAMI
埼玉県出身。大学(体育学部)卒業後、運動習慣がなくなり月に1度風邪を引くほど免疫力が低下。「運動をせねばまずい」と、過去に習っていたヨガを思い出しヨガ講師となる。その後ヨガに魅了され、幅広く学びを深める中で、不調の予防や根本改善には「姿勢を整えること」が重要だと実感。体の使い方・仕組み・姿勢改善を軸にレッスンを開催している。初心者にもやさしい“大人のための運動教室”として、個人スタジオおよびオンラインサークルを主宰。ヨガっぽくないヨガ、知識が豊富で学びも楽しい、一人ひとりに寄り添うレッスンに定評がある。(ヨガフェスタ2024トライアルクラス講師)Instagram:@mamiyoga.smile、Web:mymeyoga studio 真美 (MAMI)、YouTube:真美ヨガ
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く








