タイの国際的なヨガ&ウェルネスイベントとは?主催者にチャヤダ氏にインタビュー
日本語・韓国語・英語・スペイン語が堪能、世界中を飛び回り、旅をしながらヨガを指導する、福岡「YOGABREEZE」のディレクターであり、NY発の「ジヴァムクティヨガ」のアドバンス指導者ヒッキーことパク ヒキさんの連載がスタート。今回は、元ヨガジャーナル タイ版の発行人、Chayada(チャヤダ)氏にインタビュー!
「ヨガジャーナル タイ」元発行人 チャヤダ氏インタビュー
日本人に人気の海外旅行先、タイ。首都のバンコクは日本から直行便も増えて行きやすくなり、微笑みの国タイでの観光、タイ料理、買い物、マッサージを楽しむ方は増えつつあります。タイでヨガ?となると、まだピンとこない方も多いかと思いますが、5年前からヨガジャーナル タイ版が発行されるなど、ヨガの人気は徐々に高まっているようです。
今回のコラムではタイのヨガ人気の火付け役となった元ヨガジャーナル タイ版の発行人、Chayada(チャヤダ)氏にインタビューし、タイのヨガ事情と日本人もウェルカムな彼女が主催する国際的なヨガイベント、そしてヨガとは全く無縁のマーケティングのプロであるキャリアーウーマンだった彼女が、今やヨガにはまりヨガ雑誌の発行人となり、様々なヨガとウェルネスのイベントを主催するようになったのか、をインタビューしました。
Q:ヨガとの出会いは?
7年前、マーケティングと広告の仕事で疲れた時、休暇を取り一人娘を連れてインドのリシケシに行ったことがきっかけです。そこで人生初めてヨガと瞑想を体験し、心と体が動き、驚き、感動しました。これは広めるべきと思い、バンコクに戻ってすぐにスタジオを開きました。私のメインの仕事はマーケティングでしたので、リシケシやプナから先生を連れてきて教えてもらいました。
Q:スタジオオープン後、どのようにヨガを広めて行きましたか?
もっと幅広い方々にヨガの良さを伝える媒体として雑誌の必要性を感じ、「ヨガジャーナル」のライセンスを取得、タイ版のヨガジャーナルを発行し始めました。ライセンス契約が去年で終わったため、今年から新しいウェルネス雑誌「Asia Wellness」という雑誌を発行。ヨガと瞑想、ピラテス、フィットネス、ダンスなどウェルネス全般のより幅広い内容をお届けしています。2015年からはイベントを通して色んな方々にヨガを体験していただきたくて、タイの色んな美しいビーチや街で国内外の講師を招いた国際的なヨガイベントを開催するようになり、参加者は年々増えています。
Q:タイのヨガ事情はどう行ったものですか?
私がスタジオをオープンした頃にはまだ知っている方も少なく、認知度も低く、行われていたヨガはハタヨガ中心でしたが、今やヨガ人口も増えてきて、TTも先生の数もヨガのスタイルも増えてきています。
Q:様々なヨガとウェルネスのイベントを主催しているとのことですが、その主な目的はなんですか?
タイでヨガブームが始まりヨガの心身への良さが知れ渡って行きましたが、タイではまだ貧富の差が激しいのが実情で、貧しい人はヨガのレッスンはとても贅沢なものなのです。ヨガは繋がりですし、心身の健康を促すものでタイでより多くの方々にヨガを知ってもらい、その恩恵を受けされるためにはリーズナブルな参加費で実力ある先生から学べるきっかけを与えることでした。私はマーケティングのキャリアを利用し、様々な大企業や政府にもスポンサーになってくれるよう呼びかけ、実現したのです。
タイ人がイベントに参加する際には、国の補助金を利用してお安く質の高いレッスンが受けられて、楽しめるようになりました。私が主催したイベントは口コミで広がり参加者が年々増えてきて、今はシンガポール、マレーシア、ベトナム、中国からの参加者も増えてきました。ヨガでアジアの人々がハッピーなエネルギーで繋がっていくことがうれしいです。
Q:5月4日〜5日の2日間、バンコクでイベントを主催されると聞きましたが、そのイベントについて教えてください。
はい。今年の5月はアクセスにも便利なバンコクのWONGWIEN YAIのBTS駅に直結したKX Buildingで「Asia Wellness Conference」を開催します。2日間38名の国内外の著名な講師がヨガ、ピラティス、ダンス、フィットネスなど50のレッスンを教えます。海外からの方のためのパッケージ(ホテル、イベントの2DAY PASS、ナイトマーケットやフローティングマーケットツアーを含む)も用意しております。
○2泊3日(チェックイン:5月4日、チェックアウト:6日)7900バーツ=約28000円
○3泊4日(チェックイン:5月3日、チェックアウト:6日)9200バーツ=約32000円
詳細はウェブサイトをご覧になってください。
お問い合わせはMake Friend Yogaのメールアドレスへ。
終わりに
最後に、あなたのグルは誰ですか?と聞くと迷わず「私の娘です」と答えてくれたChayada氏。シングルマザーで、キャリアウーマンでありながらヨガと出会い、今も毎朝プラーナヤーマと瞑想が日課だという彼女が、タイの貧しくてヨガをするきっかけがない人々にヨガを触れるきっかけを与えるために始まったイベント。成功を祈ります!
今年5月のGWは、タイでアジアのヨガ仲間たちと一緒にヨガを楽しむのも素敵かもしれないですね。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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