冬は「内臓機能の低下」が起こりやすい季節!食べ過ぎ・便秘の解消に効果的な「3つのツイストポーズ」
寒さが増してくるこの時期。肩が上がりすくめ、背中が丸まり、呼吸が浅くなるなど、身体は無意識のうちに「守りの姿勢」をとっています。寒さから身体を守るためとはいえ、その姿勢が続くことによって引き起こされるのが、「内臓の機能低下」。そんなときにこそ取り入れたいのが、ツイスト(ねじり)のポーズです。今日は、自分に合ったものを選べる3つのツイストポーズをご紹介していきます。
冬のストレッチに「ツイストポーズ」がおすすめなワケ
冬は運動不足にもなりやすく、筋力が低下しがち。そこで、この時期にこそ取り入れたいのが、固まりやすい背骨を中心に体幹の力で意識しながら優しく動く、ツイスト(ねじる)運動です。ツイストは、内側から巡りを整えてくれる効果があるうえ、大きな動きも必要ないので、年代を問わず取り入れやすいのが特徴です。
また、ねじる動きは内臓周辺にスペースをつくり、内側から温まりやすい状態へと導きます。呼吸との相性も良く、息を吐きながらねじることで副交感神経が優位になり、緊張しがちな心身をゆるめる効果もあります。
ツイストポーズが効果をもたらす場所
ツイストポーズの主な作用部位は、大きく分けて背骨・内臓・骨盤まわりの3つです。
背骨
背骨の動きが少なくなると自律神経の乱れに繋がります。ツイストの動きは、背骨を伸ばすことからはじまり、背骨一つひとつを動かしていきます。自律神経を優しく整え、呼吸の深まりや睡眠の質の向上につながります。
内臓
ツイストの動きは、お腹周りがぎゅっと圧迫され、心地よい解放感が味わえます。これにより胃腸の働きが刺激され、消化・吸収・排出のリズムが整いやすくなります。食べ過ぎや便秘が気になる時期も、ツイストは心強い味方となってくれます。
骨盤まわり
骨盤を安定させ左右差を整えながら骨盤周囲の筋肉がほぐすことで、腰の張りや下半身の冷え、むくみの軽減につながります。
自分に合った動きが選べる「3つのツイストポーズ」
ツイストは真っすぐな背骨、ぶれない体幹が大切になってきます。呼吸を整えながら背骨を伸ばして行いましょう。
立ちながらツイスト
1)息を吸って両手をバンザイにします。
2)吐きながら身体をツイストし、両手を身体に巻きつけていきます。呼吸を続けながら行いましょう。
椅子に座りながらツイスト
1)骨盤の下の座骨と足裏を安定させて椅子に座ります。
2)呼吸を整え、膝を閉じて押し合い、背骨を長く伸ばします。
3)右手を左膝の外側に置き、左手を身体の横に伸ばします。
4)一度息を吸い、吐きながらお腹からツイストをします。呼吸を続けながら行いましょう。
床に座りながらツイスト
1)両ひざを立てて床に座り、両手を身体の後ろにつきます。
2)一度息を吸い、吐きながら両膝を右に倒し、両手を身体の右横につきます。
3)後ろを振り向き身体をツイストします。呼吸を続けながら行いましょう。
詳しい内容は、こちらの動画からご覧いただけます。
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