コロコロ便の人は試してみて!〈うつ伏せ→上体を起こすだけ〉「スルッと排便」を目指す便活ストレッチ
ここ最近、便が硬くなったり、便秘がちになったりしていませんか? 空気が乾燥する秋から冬は、体内の水分不足によって便もまた水分不足に陥りカチカチに。秋冬は便秘になりやすい季節でもあります。そこで今回は、便の硬さセルフチェック方法と、起床後や就寝前のベッドの上で簡単にできる「便活ストレッチ」のやり方をご紹介!スルッとスムーズに排便するための参考にしてみてくださいね。
冬は便が硬くなりがち!水分補給とストレッチで「便活」をしよう
寒くなってきてから、便秘がちだったり、便がコロコロしている、このような便の変化を感じていませんか?もしかしたら便が硬いのは、空気の乾燥と関係があるかもしれません。
気温が低下すると、空気中に含まれる水蒸気の量が減ってカラッと乾燥します。薬膳の世界では、この乾いた空気を吸い込む鼻やのど、肺などが乾燥して咳・くしゃみが出やすくなるだけでなく、秋~冬は体内の水分不足に陥りやすい季節とも言われています。体内の水分が減ると、便に含まれる水分量も減少。その結果、便が硬くなって、排便しにくくなったり、腸の動きが鈍化して便秘になったりすることが考えられます。
硬い便って、どんな便?
便が硬いかどうかをチェックする時は、次の項目を参考にしてみてください。
● ウサギの糞のようなコロコロ便
● 短く固まった便
● ひび割れた便
※ 上から硬い順です
一方で、理想的な便は、硬すぎず柔らかすぎないバナナ状で黄土色・においが少ないのが特徴です。
空気の乾燥に加えて、冬には腸の動きを鈍らせてスムーズな排便の妨げになる原因がまだあります。それは、汗をかきにくくなることでいつもより水分摂取量が減る、外の寒さのせいで体を動かすのが億劫になることです。便を柔らかく、スルスルと移動させるためにも、適度な水分補給と運動が大事になります。
骨盤を左右に揺らして便秘改善!便活ストレッチ
今回は、腸を優しく刺激するうつ伏せのストレッチをご紹介します。起床後や就寝前のベッドの上でもできるので、便秘を改善したい時、腸内環境を整えたい時などに試してみてください。
<やり方>
1)うつ伏せの姿勢になる。
2)肩の下にひじをついたら前腕(ひじ~手首)を平行にして、上体を半分ほど起こす。お腹の伸びを感じながらゆっくり5呼吸。
2)息を吐きながら、骨盤を右に揺らす。息を吸いながら1)の体勢に戻り、息を吐きながら左に揺らす。ポイントは、下半身の力を抜くこと。呼吸に合わせて、骨盤をゴロゴロと大きく揺らす。回数は10回を2~3セット。
お腹の伸びを深めたい時は、1)の姿勢からひじを伸ばしてみてもOK。お腹を引き締めて、腰を反らせすぎないように注意しましょう。
AUTHOR
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く








