「食べ過ぎたけど、運動する時間も場所もない…」→【背伸び→しゃがむ】だけでいい!ベストな回数は?

「食べ過ぎたけど、運動する時間も場所もない…」→【背伸び→しゃがむ】だけでいい!ベストな回数は?
Saori Takagi
高木沙織
高木沙織
2025-12-12

年末年始は、飲食を楽しむ機会がグッと増えるシーズン――。いつもより食べ過ぎてしまう日も増えますよね。そこで気になるのが、体重の増加や体型の変化です。今回は、食べ過ぎた翌日以降におすすめの「代謝アップエクササイズ」をご紹介! やり方は簡単、その場で「背伸び~しゃがむ」動作を繰り返すだけなので、時間や運動スペースが限られるシーンでもサクッとおこなえます。今からお正月太りが心配…というみなさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

広告

イベントシーズン突入! 「食べ過ぎた次の日」の断食は〇 or ×?

12月~1月にかけては、1年の中でも外食の機会がぐっと増えるシーズン――。「食べ過ぎてしまった…」「胃が重くて、ムカムカする」そんな日も増えてきますよね。それに加えて、体重の増加体型の変化も悩ましいところです。

なかには、「食べ過ぎた次の日は、食事を抜いて調整している」と、いう人もいるかもしれませんが…その断食ちょっと待って! 胃腸の調子が悪い時や膨満感が続く時を除き、食事を抜くのはのちの過食・早食いを招いたり、体脂肪の合成を進めたりするリスクが高くなり、リバウンドのきっかけになることもあるんです。

飲食を楽しんだ次の日の過ごし方:食事・運動のポイント

食べ過ぎ・飲み過ぎた次の日は、無理に断食をするより、胃腸に優しい食事をとるほうが、回復がスムーズになることがあります。例えば、おかゆやうどん、豆腐、納豆、白菜、大根、キャベツ、バナナ、りんごなどは消化に〇。野菜は、過熱して柔らかくしたものを具だくさんスープにすると、より消化しやすくなります。

そして、運動をするなら、体調に合わせて軽めにおこなうのがおすすめ! ヨガやストレッチ、ウォーキングのようなうっすらと汗ばむ程度の運動は、胃腸の働きを助けたり、代謝を高めたりするのにも役立ちます。

とはいえ、忙しい年末年始は運動をする時間も場所も取れないことも――。

ここでは、サクッとその場で10回からおこなえる「背伸び+しゃがむ代謝アップエクササイズ」をご紹介します。

その場で10回から! 代謝を上げる「背伸び+しゃがむ」エクササイズ

<背伸び・しゃがむ:効果>

まず、背伸びの動作は、食べ過ぎ・飲み過ぎの不快感から前に縮こまった体をグーンと引き伸ばしてくれます。そこに深呼吸を合わせることで、体に新鮮な酸素を送り込む、血のめぐりを良くするなど、代謝を上げる効果が期待できます。

また、しゃがむ動作では、体の中でも大きな筋肉が集まるお腹や下半身(お尻や太もも、ふくらはぎなど)を鍛えることができて、効率良く代謝を上げるのにおすすめです。

<やり方>

背伸びエクササイズ①
Photo by Saori Takagi

1)足を腰幅に開いて立つ。重心は、ややかかと寄り。両腕を真上に伸ばしたら、手の指を組んで手のひらを天井に向ける

背伸びエクササイズ②
Photo by Saori Takagi

2)息を吸いながらつま先立ちになって、グーンと背伸びをする。足指はグッと踏ん張り、無理のない範囲でかかとを高く上げてバランスを取る

背伸びエクササイズ③
Photo by Saori Takagi

3)息を吐きながらゆっくりしゃがむ。腕と上体の角度は保ったまま、真下にスーッとしゃがむのがポイント<回数:2~3を10回×3セット>

食べ過ぎた翌日だけでなく、普段のストレッチやヨガのメニューに追加して、ゆるゆると進行するお正月太り対策に役立てるのも〇! ぜひ、参考にしてみてくださいね。

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

背伸びエクササイズ①
背伸びエクササイズ②
背伸びエクササイズ③