朝から体が重だるい40代へ。巡りを促してスッーと体が軽くなる疲労回復ヨガ
「しっかり寝たはずなのに疲れが残る」「以前より体力の回復に時間がかかる」そんな変化を感じ始める40代以降。その原因は、体の巡りの悪さにあるかもしれません。こちらの記事では、40代におすすめしたい、「巡りを促すヨガポーズ」をご紹介します。
疲れない人は「巡りがいい状態」をキープできている
血液は、動脈を通って全身の組織に酸素や栄養を運び、静脈を通って細胞などでできた老廃物や二酸化炭素を運んでいます。また、リンパは、血管から漏れ出した水分や老廃物(組織液)を「リンパ液」として回収し、静脈に戻す役割をしています。
いわゆる「巡りが良い状態」とは、血液やリンパの流れがスムーズで、全身に酸素や栄養が行き渡り、不要な老廃物などがきちんと体外に排出されている状態のこと。反対に、血液やリンパの流れが滞ると、筋肉に疲労物質が残りやすくなり、疲れやすさや体の重だるさを感じる原因となります。
40代から「巡り」が悪くなる理由
40代を過ぎると、筋肉量が少しずつ減り、関節の動きも小さくなっていきます。筋肉は血液やリンパを押し流すポンプの役割を担っているため、筋肉の動きが減るほど、体の巡りが滞りやすくなります。その結果、30代の頃に比べると、「疲れがなかなか抜けない」「しっかり寝たはずなのに、体が重だるい」と感じる人が増えてくるのです。
疲労回復におすすめヨガポーズ
40代を過ぎると、全身の筋肉を意識的に動かしていくことが必要です。また、呼吸が浅いと、巡りが滞りがちなので、呼吸と連動して体を動かすヨガポーズを行うことで、相乗効果が得られます。
①両脚を腰幅の1.5倍に開きます。足のつま先を少しだけ外に向けましょう。
②右手を右太ももの上に軽く当て、左手のひらを天井に向け真横に伸ばします。
③息を吸いながら左手で弧を描き、上半身を右に倒します。目線は斜め左上に向け、体の左側面をよく伸ばしましょう。
④上半身を真ん中に戻し、左手を右足のつま先につけます。お腹からねじり、左腕は天井方向に上げましょう。可能であれば、目線を天井に向けます。
⑤反対側も同じように行います。
動画で動きを確認したい人はこちら
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