ホロスコープで読み解く「双子、乙女、射手、魚」座の本質とは?【ジョニー楓の星読みガイド♯6】
J:最後は水の柔軟宮、魚座になります。水の星座の柔軟宮ですから、恋も生き方も、誰かの主張を見て自分が何を言えばいいのかを想い、気持ちが動くイメージです。流されているという風にも考えられるかもしれませんが、状況を読みストーリーを想像して自分のあり方をイメージする、という表現は、深く相手や状況を理解しているからこそできると言えます。自己主張など目立った表現はしないので、時に何も考えていないように思われたり、またある時は受け身と捉えられることも多いかもしれません。
前の水瓶座の段階では、変化することの意味を知り、多種多様なあり方の表現を知りました。しかし貫くものが増えていくということは、同時に制限を設けることでもあります。次の段階に当たる魚座という星座はきっと、ひとつひとつ許せるもの、認められるものを増やすという力でもあるような気がします。例えば、こういうこともアリかもしれない、みたいに。
イメージを制限しない。ただ、だからこそイメージが育ちすぎて、それがプレッシャーになって、物事に逃げ腰になるなど、考えすぎて前に進めないなんてこともあるかもしれません。良くも悪くも常に「見えるもの以上」のものを感じ取っている星座のように思います。ただ、察し、そして受け止めるにはそれだけ話が自分の感覚にかかってくるとも言えます。なので、自分の感じるものには素直な反面、気持ちに響かないような理屈には納得がいかない、という難しい側面もあるのかもしれませんね。
――不動宮の蠍座は一人の人と深まっていくイメージでしたが、魚座は柔軟宮だからいろんな人に影響され共感していくんですね。
J:4エレメントでまずは自分の素材を知り、そして3区分で自分はどんな動きをするのか、これまでの記事を参考に分析して体に落とし込んでみてください。各星座の本質を知ることで、自分自身や相手への理解が深まることやコミュニケーションなどで活かせることがあるかもです。ホロスコープの知識を日常生活に活かしてみてくださいね。
教えてくれたのは…ジョニー楓さん
西洋占星術師。雑誌やwebで連載を持ちながら、コスメキッチンの店頭やファッションイベントなどで個人鑑定も行うなど幅広く活躍中する、ファッション大好き占い師。ホロスコープだけでなく、タロットカードやダイスなど使い分けながら複合的に占いを行う。実はリフレクソロジーが得意。
ジョニー楓の公式アカウント@johnny__kaede
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