40代以降の肩こり&腰痛対策【座ったままでOK】バランスの崩れた骨盤まわりを整えるストレッチ
骨盤に関するお悩みはさまざまですが、その中でも、骨盤まわりの筋肉の硬さから生じるアンバランスや、それに伴う肩こり&腰痛はよくあるものです。知らず知らずのうちに硬くなった骨盤まわりは、放っておくと不調の原因に。座ったままの姿勢でできるストレッチでケアしていきましょう。
「骨盤のゆがみ」とは?
骨盤に関する悩みで「骨盤のゆがみ」という言葉を聞いたことはありませんか?骨そのものがゆがむイメージを持つ人もいるようですが、実際にはそうではありません。
長時間の座り姿勢や、片側に体重をかけるクセ、偏った歩き方などの習慣によって、骨盤まわりの筋肉や靱帯のバランスが崩れ、骨盤が前後・左右に傾いたり、わずかにねじれた状態になることを指します。骨そのものが変形しているのではなく、筋肉や関節の働きがアンバランスになっている状態が「ゆがみ」と呼ばれます。
骨盤が傾いたままでいると、股関節や背骨の動きも制限され、歩き方や姿勢のバランスも崩れやすくなります。その結果、腰や背中、肩への負担が増え、慢性的な腰痛や肩こりの原因にもなります。日常のクセをそのままにしておくと、ゆがみはどんどん定着してしまいます。さらに年齢とともに筋肉の柔軟性が低下すると、こうしたゆがみは自然には戻りにくくなります。
骨盤まわりを整えるえくさサイズ!座位の「キャット&カウ」
そんな方におすすめなのが、座って行う「キャット&カウ」のポーズです。四つ這いの姿勢で背骨を丸めたり反らせたりするポーズを、足の裏を合わせて膝を開いた座位で行います。股関節も少し開くので、骨盤まわりの動きをより整えることができます。
効果アップのポイント
● 背骨だけでなく、骨盤が前後に傾く動きも意識すると、背骨と骨盤まわりの硬くなった筋肉がほぐれやすくなります
● 呼吸と動きを連動させるのが効果アップのコツです。一つ一つの動きに意識を向けながら丁寧に行いましょう
<やり方>
1)足の裏を合わせ、膝を開いて座り、両手ですねをつかむ。
2)息を吸い、手ですねを引っ張るようにしながら胸を引き上げる(牛のポーズ)。
3)息を吐き、腕をまっすぐ伸ばしながら、顎を引いて背中を丸める(猫のポーズ)。
4)これらの動きを数回繰り返す。- SHARE:
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