猫背は全体の印象が悪いだけでなく顔も大きく見える?!猫背を解消してスッキリ小顔になる「指1本でできる簡単エクササイズ」

猫背は全体の印象が悪いだけでなく顔も大きく見える?!猫背を解消してスッキリ小顔になる「指1本でできる簡単エクササイズ」
photoAC
伊藤香奈
伊藤香奈
2025-12-06

背中が丸まっている、顔が前に出ているなど猫背でお悩みの方。実はあなたが思っている以上に、他の人からは「姿勢が悪い」「老けて見える」「顔が大きい」と見えているかもしれません?!

広告

猫背の放置は太って見える?!

猫背とは一般的に、背中が丸まって肩先が内側に入り、頭が前に出ている姿勢のこと。ただ姿勢が悪く肩こりや背中こりの原因になるだけでなく、太って見える原因にもなりかねません。

猫背の状態だと、首の上部や胸・肩周りの筋肉が緊張し縮こまります。それにより背中の上部が丸まり首周りにモコっとお肉が集まるため、上半身全体が丸くお肉がついているような印象に見えます。

また、首が短くみえるようになり、顔も大きい印象に。首を前に出している姿勢は面長に見えることもあり、小顔効果の逆。顔が丸く大きく見える顔デカ効果が出てしまっている状態(汗)。第一印象の要となる顔周りの印象が台無しになってしまっているんです。

猫背
背中や肩回りがモッコリ、顔が前に出て大きく見える
イラストAC

猫背は肩こりの原因にも

猫背になってしまっている原因は、上位交差症候群という筋肉のバランスが崩れた状態です。

上位交差症候群
イラスト by Canva/伊藤香奈

胸や首の後ろの筋肉は緊張して硬くなり、顎と背中の筋肉は伸ばされて緩んでしまっているという体の前と後ろの筋肉のアンバランスが交差して起こることからそう呼ばれます。
上位交差症候群の状態だと、肩甲骨は上にあがり、前に倒れるポジションに引っ張られるため、肩甲骨の動きも悪くなり、肩こりを引き起こす原因にもなります。

また、ストレートネックも猫背と同時に起こることが多いため、首のポジションも前に崩れています。上を向こうとしても喉元が斜め前に伸びるだけで上を見ることができません。正しい姿勢で上を向くと、喉元が床に対して垂直に伸ばすことができます。

猫背とストレートネック
猫背とストレートネックは同時に起こることが多く、上を向けない
photo by 伊藤香奈
正しい姿勢
正しい姿勢だと、喉元が垂直に上を向くことができる
photo by 伊藤香奈

猫背を直して顔の印象を良くしよう!

猫背の原因は骨盤、肋骨、肩甲骨など、色々な部位から起こる可能性がありますが、今回フォーカスしたいのは顎のポジション。顎は英語でチンと呼ばれるため、このエクササイズはチンインと呼ばれています。顎の位置を正しい位置に戻すことで、上を向きやすくなる効果も期待できます。

1)楽な姿勢で座る
2)軽く顎を引いて、斜め45度下を見る

3)首の根本を後ろに引いて二重顎を作る

この時に胸を上に持ち上げるようにしつつ、腰をそらない・肋骨を前に突き出さないように注意して行います。呼吸に合わせて吐きながら10回程度行ってみましょう。その後立ち上がって歩いてみると、エクササイズ前より視線が上を向いていたり視界が広くなったように感じられるでしょう。

チンインエクササイズ
チンインエクササイズ
photo by 伊藤香奈

 

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

猫背
上位交差症候群
猫背とストレートネック
正しい姿勢
チンインエクササイズ