【痛くなる前の早めの腰痛対策】デスクワークで長時間座ることが多い人向け!骨盤まわりをゆるめるエクサ

【痛くなる前の早めの腰痛対策】デスクワークで長時間座ることが多い人向け!骨盤まわりをゆるめるエクサ
photo by photoAC
高木沙織
高木沙織
2025-12-02

年末に向けて仕事が忙しくなってくると、パソコンの前からなかなか離れられず、座りっぱなしで過ごすことが増えますよね。腰のダル重さを感じることも増えると思いますが、それを放っておくと腰痛を悪化させることがあります。

広告

忙しい時期に「腰のダル重さ」を蓄積させないためには?

12月は、仕事納めに向けてスパートがかかる時期。いつもより仕事量が増えるだけでなく、そこに年末特有の業務が加わることもありますよね。

たとえば、デスクワークが中心の人の場合、「急ピッチで業務が進んでいて、パソコンの前から離れるタイミングがなかなかない」「ずっと座りっぱなし」なんてことも増えがちだったりします。こんなふうに、長時間座ったまま過ごすと、腰のダル重さが蓄積してしまいます。

腰のダル重さがツラくなる理由

骨盤は、上半身と下半身の中間地点。ここが固まると、腰に負担が集中しやすくなります。特に、デスクワークの最中や終わった後に腰のダル重さを感じるのは、椅子に座っている時の姿勢が関係しているかもしれません。具体的に言うと、腰が丸まって骨盤が後ろに傾いたり、反対に腰が反って骨盤が前に傾いたりする姿勢のクセです。 

このような姿勢で長時間過ごすと、骨盤まわりの筋肉が強張り、血のめぐりが悪くなって腰痛の原因になることがあります。また、長時間のデスクワークは、股関節の柔軟性に悪影響を及ぼすことも。股関節の動きが悪くなると、それをカバーするために腰が動くようになり、結果として腰に余分な負担がかかることも考えられるんです。

でも大丈夫! 骨盤まわりの筋肉を動かして血のめぐりを促し、筋肉の緊張を和らげて腰痛対策をしていきましょう。

忙しい時でも簡単にできる腰痛対策!骨盤回しエクササイズ

腰痛にお悩み方に注目してもらいたいのが、骨盤まわりの筋肉。腰痛の原因にもなる腰のダル重さを蓄積させないためには、骨盤まわりの筋肉をほぐしてケアすることが効果的です。

今回ご紹介する「骨盤回しエクササイズ」は、あぐらのほかにも、椅子に座ったまま、立ったままでもできるストレッチです。座りっぱなしの姿勢が続いた時は、ぜひ試してみてくださいね。

<やり方>

腰痛対策ストレッチ①
Photo by Saori Takagi

1)あぐらで座り、お尻の下に挟み、お尻のお肉を外にかき出しながら手を引き抜き、左右の座骨(お尻の下のほうにあるとがった骨)に均等に体重を乗せて座る。

2)手でひざをつかむ。

腰痛対策ストレッチ②
Photo by Saori Takagi
腰痛対策ストレッチ③
Photo by Saori Takagi
腰痛対策ストレッチ④
Photo by Saori Takagi

3)骨盤を中心に、上体を左~前~右~後ろに傾けてゆっくり大きな円を描く。ゆっくりと呼吸をしながら1周1呼吸のペースを目安に、時計まわり・反時計まわりを交互に繰り返す。それぞれ10周ずつ回しましょう。

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

腰痛対策ストレッチ①
腰痛対策ストレッチ②
腰痛対策ストレッチ③
腰痛対策ストレッチ④