肩こり・ガチガチ背中を温めほぐす!冬前に始めたい肩甲骨からゆるめる〈イーグルアームストレッチ〉
「肩が重い」「背中が張ってガチガチ…」そんな不調を感じていませんか?長時間同じ姿勢を続けていると、背中や肩甲骨まわりの筋肉が硬くなり、慢性的な凝りの原因に…。そして、朝晩の冷え込みが増すこれからの時期は、さらに症状が悪化しやすくなる季節です。そんなときこそ試してほしいのが、ヨガのイーグルポーズの腕の形で行うストレッチ。肩甲骨を動かして背中の奥からじんわり温め、肩や背中の重だるさを解消しましょう。
冬になると肩や背中のこわばりがひどくなる?
寒さで筋肉が縮こまりやすい冬は、血管が収縮し、肩まわりの血流が悪くなりがちです。さらに、寒さを感じると無意識に肩をすくめ、背中を丸めた猫背に…。デスクワークやスマホ時間が長い人ほど、頭が前に出たストレートネックになりやすく、肩・首・背中が更に緊張してしまいます。放っておくと、背中全体が硬くなるだけでなく呼吸まで浅くなり、新たな不調を引き起こすことも。
肩甲骨はこわばりをリリースする背中のスイッチ
肩甲骨はいわゆる背中のスイッチです。ここが動くと、僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋といったこわばりの原因筋がゆるみ、背中全体がふっと軽くなります。
つまり、肩甲骨を動かすことは、ガチガチの背中や肩こりの原因筋を根本からほぐすことにつながります。血流が良くなることで代謝も上がり、冷えやむくみの改善にも効果的です。
ガチガチの背中と肩をリセット!肩甲骨から緩めるイーグルアームストレッチ
イーグルポーズの腕の形で行う、座ってできるストレッチです。イーグルアームに動きを加え、背中の血流を促しながら肩甲骨まわりの緊張をほどきましょう。
〈やり方〉
1)あぐらや正座などの楽な姿勢で座り、胸の前で左腕を上に、右腕を下から通して深くクロスする。
2)手の甲、または手のひら同士を顔の前で合わせ、背筋を伸ばす。(イーグルアーム)
3)息を吐きながら背中を丸め、肘をおへそ方向へ。吸いながら肘を引き上げ、指先を見上げる。呼吸とともに5〜6回ほど繰り返す。
4)腕を中央に戻し、胸の前でゆっくり左に10回、できる範囲で大きな円を描く。
5)ゆっくり腕をほどき、上下を入れ替える。上下に動かした後、胸の前でゆっくり右に10回、できる範囲で大きな円を描く。
ポイントは、肩ではなく肩甲骨から動かすこと。呼吸を止めず、吐く息で緩める意識でやってみましょう。椅子にすわっても、立ったままでもできるストレッチです。仕事の合間のリフレッシュタイムや、夜のリラックスタイムにもおすすめです。
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