肩こりの大本命「僧帽筋上部」はこうほぐす!ストレッチ効果を大幅アップできる肩甲骨の動かし方
肩に触れた時硬く盛り上がっているところがあったら、それは肩こりの大本命「僧帽筋上部」が凝り固まっているサイン! こりを軽減するにはストレッチが有効ですが、ストレッチをしてもどうもほぐれた感じがしない――。そんな時は「肩甲骨を下げながら」首と頭を横に倒すとストレッチ効果がUPします。ツライ肩こりにお悩みの人は、ぜひ試してみてください!
肩こりの大本命「僧帽筋」上部をほぐす、ちょっとしたコツとは…?
マッサージ店や美容院などで肩をもんでもらった時、「結構こってますね!」と言われたことはありませんか?
また、自分で肩に触れた時、硬く盛り上がっているところがあったら、それは「僧帽筋(そうぼうきん)」が凝り固まっているサインかもしれません。
僧帽筋は、肩こりの大本命
僧帽筋の名前の由来は、修道士のフードのような形をしていること(僧侶の帽子=僧帽)だと言われています。その形のイメージ通り、僧帽筋は首~背中にかけて広がる大きな筋肉で、上・中・下と3つに分かれています。
そして、今回のテーマが首から肩のラインに位置する僧帽筋上部。この筋肉は「肩こり筋」と呼ばれることもある肩こりの大本命! 肩甲骨を引き上げる時に使われるのですが、もともと筋肉が薄く、比較的力が弱いため、普段の生活のなかでも特に負担がかかっているんです。
そんな僧帽筋上部の筋肉は、首・頭を横に倒すことでストレッチできます。
ストレッチが効いているサイン
僧帽筋のストレッチをしたあと、次のような感覚があれば“効いているサイン”です。
- 首を倒しやすくなった
- 肩甲骨をまわしやすくなった
- 首・肩こりの左右差が少なくなった
一方で、「ストレッチをしたのに、イマイチ効果を感じられない…」なんてことも。そんな時は、肩を固定して、肩甲骨を下げた状態を保ちながら首・頭を倒すとストレッチ効果がUPするので、次のやり方を参考にしてみてください。
「肩こり筋」僧帽筋上部は、肩甲骨を下げてストレッチするのが最適解
<やり方>
1)楽な姿勢で座る(立ちながらおこなってもOK)。右手を左肩に乗せたら、凝り固まって盛り上がったところを軽くつかむ。
左腕は斜め下・可能な範囲で指先を遠くに伸ばす
2)息を吐きながら、頭を右に倒す。右手の位置は変えずに、左手をひらひら・ゆっくり回転させる<回数:10回~>
3)反対側もおこなう
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