【疲れをザザッと流す】「肩甲骨まわり」の2STEPストレッチ。長時間スマホを使う人は試してみて!

【疲れをザザッと流す】「肩甲骨まわり」の2STEPストレッチ。長時間スマホを使う人は試してみて!
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高木沙織
高木沙織
2025-11-06

「寝ても疲れが取れない」「ダルさが続いている」――。もしかしたらその疲れ・ダルさ、スマートフォンを使っている時の前かがみの姿勢のせいで、「肩甲骨まわり」の筋肉が凝り固まっていることが原因かも…。そこで今回は、疲労をケアする「肩甲骨まわり」のストレッチのやり方をご紹介! 長時間スマートフォンを使う人は、チェックしてみてくださいね。

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スマホを長時間使う人は試してみて! 「肩甲骨」まわりのストレッチで疲労ケア

「気付いたら、1時間もスマホに時間を溶かしていた…」――、こんな経験ありませんか?

SNSや動画の視聴、調べものなどをしていると、時間が経つのがあっという間ですよね。AIの回答によると、1日のスマートフォンの平均利用時間は年代や調査によって異なるものの、成人の場合で4時間12分6時間50分7時間14分といった報告があがっているそうです。

仕事中を除いて考えてみた場合、1日のうち起きている時間の大部分をスマートフォンが占めていることになります。このようにスマートフォンを長時間使うことで、視力や睡眠への影響が懸念されていますが、それ以外にも姿勢の悪化も気になるところ。

例えば、「寝ても疲れが取れない」「ずっと体がダル重い」などと感じている人は、前かがみの姿勢のせいで肩甲骨まわりの筋肉が凝り固まっていることが原因かもしれません。

腕を体の前に伸ばし続ける姿勢に注意!

スマートフォンを使う時は、腕を体の前に伸ばした姿勢になりますよね。ほかにも、パソコンのキーボードを打つ、読書、料理をする時もまた同じような前かがみの姿勢になりがちです。この時、左右の肩甲骨は背骨から離れて外側に開いて(外転)います。そして、この姿勢が長く続くと、肩甲骨まわりの筋肉が緊張して、こりがたまりやすくなります。

すると、血液のめぐりが肩や首で滞り、全身に行き渡らなくなって、疲れが取れにくくなることがあるんです。

でも大丈夫、肩甲骨まわりの筋肉をこまめに動かせば、こりにくい・疲れにくい体を目指せるのでストレッチでケアしていきましょう。

左右の肩甲骨を開く~寄せるだけ! 簡単2STEPストレッチ

ここでは、普段外側に開きがちな肩甲骨を内側に寄せる(内転)動きをしていきます。日常生活でおこなうことが少ない動作なので、ゆっくり・丁寧に繰り返しましょう。

<やり方>

肩甲骨ストレッチ①
Photo by Saori Takagi

1)あぐらで座る。腕を肩の高さに持ち上げたら、ひじを曲げて前腕(ひじ~手首)と手の甲同士をつけて小指を顔に向ける。左右の肩甲骨のあいだを大きく広げる

あぐらのポイント:手でお尻のお肉をかき分けて、左右の座骨(お尻の下のほうにある尖った骨)に均等に体重を乗せて、骨盤を起こす

肩甲骨ストレッチ②
Photo by Saori Takagi
肩甲骨ストレッチ③
Photo by Saori Takagi

2)息を吐きながら、腕を横に開いていく。手のひらを外側に回転させ、左右の肩甲骨をグッと寄せる。ひじを斜め下に引いて肩を下げ、耳~肩の距離を長く保つと◎<回数:1~2を10回×3セット>

肩甲骨まわりの筋肉のこりをほぐして血液のめぐりを良くするほかにも、胸が開きやすくなって、呼吸が深まり、酸素を取り込む量が増えることでも疲労回復に効果を期待できます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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肩甲骨ストレッチ②
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