【首こりを何度も繰り返す原因】“こりの根本”ガチガチ僧帽筋と大胸筋をゆるめる基本ストレッチ

【首こりを何度も繰り返す原因】“こりの根本”ガチガチ僧帽筋と大胸筋をゆるめる基本ストレッチ
photo by Takayo Onoda

肩こりと首こりに悩んでいる人は、とても多いですよね。パソコンやスマホが身近になって、余計にひどくなった、という人もいるかもしれません。今回は、肩こりと首こりをほぐす「基本のストレッチ」をご紹介。場所や時間を選ばずできるので、気づいた時に行ってみてください。

広告

肩こり首こりの原因とは

肩や首がこっていて痛い、重だるいとお悩みの方。まずは、自分の生活や姿勢を見直してみましょう。以下の項目に当てはまっていませんか?

・スマートフォンやパソコンの操作が多く、首が前に出る姿勢が続いている
・猫背で背中が丸まっている・頭が前に突き出ている
・ストレスにで常に筋肉が緊張している
・運動不足で筋力が低下している
・睡眠時の枕が合っていない
・冷え性だ

肩こりや首こりにつながる原因を放置すると、こりの悪化だけでなく頭痛やストレートネック・自律神経の乱れなどを引き起こす可能性があります。肩こりや首こりの原因となる状態になっていたら、気づいたときにこまめにほぐしましょう。

ほぐしたい筋肉は二つ

肩こりや首こりに関わる筋肉はいくつもありますが、今回はその中から2つの大きな筋肉をご紹介します。

●大胸筋

大胸筋とは胸の大きな筋肉のこと。鎖骨・肋骨から上腕骨に広がり、ひじを前へ持ってくる働きがあります。大胸筋が硬くなると、腕が前に引っ張られて背中が広がり丸くなってしまい、巻き肩や猫背姿勢になります。そのまま放置すると肩まわりの筋肉に過度な負担がかかり、肩こりや首こりを引き起こします。

大胸筋
イラストAC

●僧帽筋

首から肩・背中の中央にかけて広がる大きな筋肉である僧帽筋は、首や肩の動きに関わっています。猫背などの姿勢の悪さは僧帽筋に大きな負担をかけてしまいます。

大胸筋背中
イラストAC

筋肉をほぐすメリットは「こり改善」以外にも!

・姿勢の改善
・呼吸が深くなる
・肩や首まわりが動かしやすくなる

肩こりと首こりをほぐす基本のストレッチ

今回紹介するストレッチは、短時間でできる上、場所を選ばず行えるやさしいもの。普段運動をしない人や、体が硬い人でも手軽にトライできる、基本のものとなっています。

①安楽座もしくはイスに座ります。

②両手の指先を絡めて後頭部に手を添えます。両ひじを顔に近づけながら顔を下に向け、首のうしろをやさしく伸ばします。

僧帽筋ストレッチ
Photo by Takayo Onoda

③顔を軽く左右に向けて、心地のよいところで首の後ろを伸ばします。

僧帽筋ストレッチ
Photo by Takayo Onoda

④両手を重ねて胸に添え、あごを斜め上に向けます。首の前側が伸びているのを感じましょう。

首のストレッチ
Photo by Takayo Onoda

⑤両手の指先を絡めて、体の前で腕で大きな円を作ります。そのまま前に伸ばし、背中を丸めて、背面を伸ばします。

僧帽筋ストレッチ
Photo by Takayo Onoda

⑥⑤のまま体を軽く左右に動かしてほぐします。

⑦背中のうしろで両手の指先を絡めて胸を開きます。そのまま腕を前後左右に動かし、心地よく胸を伸ばします。

大胸筋ストレッチ
Photo by Takayo Onoda

動画で見る

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

大胸筋
大胸筋背中
僧帽筋ストレッチ
僧帽筋ストレッチ
首のストレッチ
僧帽筋ストレッチ
大胸筋ストレッチ