<むくみや冷えの予防・解消に>滞った全身の巡りをととのえる!そけい部のつまり解消ストレッチ

<むくみや冷えの予防・解消に>滞った全身の巡りをととのえる!そけい部のつまり解消ストレッチ
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年齢とともに巡りが滞りやすくなると、座りっぱなしや日常の姿勢の影響も重なり、下半身の不調を感じやすくなります。体が重く感じたり、足のむくみや腰のだるさを実感しやすい秋におすすめのストレッチを試してみませんか?

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秋は巡りが滞りやすい季節

朝晩の冷え込みや日中との気温差が大きくなる秋。体が重く感じたり、腰がだるくなったり、足先が冷たくなったり、夕方になると靴がきつく感じたりすることが増えてくるかもしれません。年齢とともに筋力や代謝が少しずつ落ちることで、血液やリンパの巡りもスムーズに流れにくくなります。そして、普段の体の使い方や姿勢も全身の巡りに影響します。さらに、夏の疲れが残っていると、体全体が疲労感や冷えを感じやすくなるため、秋は巡りが悪くなったと実感しやすい季節です。

座り姿勢で縮むそけい部が巡りのカギ

巡りの滞りを改善するためにケアしたいのが、そけい部です。そけい部には、腰や骨盤から太ももにつながる腸腰筋(ちょうようきん)や、太い血管・リンパ節が集まっています。ここが硬くなると、下半身の血液やリンパの流れが滞り、足のむくみや腰のだるさにつながります。

そけい部
イラストAC

長時間座ったり、スマホやPC作業で同じ姿勢が続いたりすると、そけい部は知らないうちに縮んでしまいます。座りっぱなしの習慣や年齢による体の変化が重なると、体の前側が固まりやすくなり、むくみや重だるさを感じやすくなります。今回ご紹介するストレッチで、意識的にそけい部を伸ばし、血液やリンパの通り道をスムーズに保ちましょう。

むくみやだるさを対策!そけい部ストレッチ

<やり方>

そけい部
Photo by Kayoko Yoshida

1)四つ這いになり、左足を両手の間に踏み出す。

そけい部ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

2)後ろについている右膝を少しずつ後ろに下げ、無理なく気持ちよく伸びを感じるところでストップ。数回ゆっくり呼吸をし、そけい部や腸腰筋の伸びを意識する。

※ 膝に負担を感じる場合は、折りたたんだタオルなどを膝下にあてる。

そけい部ストレッチ
Photo by Kayoko Yoshida

3)もう少し負荷を加えたい場合は、後ろの右足を持ち上げる。

4)終わったら四つ這いに戻り、反対側も同じように行う。

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そけい部
そけい部
そけい部ストレッチ
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