脚のむくみに一撃!【押しどころが大切】付け根をほぐして全身の血行を改善
下半身のむくみが気になる方必見!むくみ解消の要となる「脚の付け根ほぐし」のポイントをお伝えします。
脚のむくみは放置厳禁?
40代以降の女性に多いお悩みの一つが「脚のむくみ」。特に、お仕事で座りっぱなしや立ちっぱなしの方は、夕方になると靴がきつく感じたり、ふくらはぎがパンパンになる経験をされた方も多いのではないでしょうか。むくみの原因は、血液やリンパの流れが滞ること。本来、下半身にたまった水分や老廃物は血管やリンパ管を通って心臓へ戻されます。しかし、立ちっぱなし・座りっぱなしの時間が長いとポンプ役の筋肉が働きにくくなり、流れが滞ってしまいます。その結果、脚に余分な水分が溜まり、重だるさや冷え、疲労感を引き起こすのです。
脚の付け根がむくみ解消の要
脚のむくみは、ふくらはぎのマッサージとストレッチが定番ですが、実は脚の付け根=鼠径部(そけいぶ)が要です。ここにはリンパの大きな集まりである「リンパ節」があり、体内の老廃物や余分な水分の出口ともいえる場所です。この付け根部分が硬くなり、しなやかさが失われている状態だと、下半身から流れてきたリンパがスムーズに上半身へ戻れなくなり、むくみが慢性化してしまいます。さらに老廃物の滞りは、免疫力の低下や冷えの悪化にもつながるため、放置するのは要注意。脚だけでなく全身の不調を引き起こすきっかけにもなりかねません。
付け根をほぐすとこんな効果も期待できる
脚の付け根をやさしくほぐすことで、下半身の循環がスムーズになり、むくみの軽減が期待できます。さらに、血流が良くなることで冷えの改善や代謝アップにもつながり、痩せやすい体質づくりのサポートにも。加えて、リンパの流れが促進されると免疫機能の活性化にも役立ち、疲労回復や肌の調子が整う効果を感じる人も。脚の付け根をケアすることは「むくみ解消」だけでなく、「全身の健康維持」にも直結しているのです。毎日のセルフケアに取り入れることで、軽やかな脚と健やかな体を目指しましょう。
ほぐす場所がポイント!
脚の付け根は、太い血管も通っている下半身の血行・むくみの要。しっかりほぐしたいのは、脚の付け根の中でも、ビキニラインより少し上、腰骨(骨盤)の内側。
この部分をほぐすことで、腸や子宮などの内臓の血流にも効果が期待できるため、下半身のむくみだけでなく全身のめぐり&デトックス力アップも叶うかもしれません。
椅子に座っても行えますが、ヨガブロックや低めの椅子に座り脚の付け根を揉みやすい姿勢で行うことがオススメです。
1)両手の親指を脚の付け根に置く
2)腰骨~足の付け根のビキニラインに沿って、呼吸を吐きながら親指ぐっと押し込む
片脚10~20秒くらい行いましょう。もんでいくうちに親指が深く入りやすくなるのを感じられるかもしれません。
▼インストラクターの押し方を動画でチェック
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