出かけたくない・動くのが億劫…原因は【股関節の違和感】かも!股関節の違和感を緩和する前ももほぐし
股関節に関しての悩みは多くの人が抱えています。股関節は体の土台となる大きな関節で、ここに不調があると腰や膝にまで影響し、日常の動作が億劫になってしまうこともあります。その原因は意外にも「前もものこわばり」かもしれません。今回は、股関節と前ももの関係をわかりやすく解説し、簡単にできるほぐし&ストレッチをご紹介します。
股関節が痛むと行動が制限されがち
股関節は、立つ・歩く・座るといったあらゆる動作の中心となる関節です。ここがスムーズに動かないと、腰や膝に負担がかかり、痛みが全身に広がることもあります。最初は小さな違和感でも、動くたびに「なんとなく重い」「伸びにくい」と感じることで、運動不足になったり外出が億劫になったりしてしまいます。
股関節と深い関係がある「前もも」
股関節の違和感や痛みの原因はいくつかありますが、その一つとして前ももが挙げられす。前ももの筋肉(大腿四頭筋)は膝を伸ばす働きがありますが、その中でも大腿直筋は股関節をまたぐ二関節筋。膝と股関節の両方に関わるため、ここが硬くなると股関節の動きが妨げられ、腰や膝にまで影響が出てしまうのです。
前ももほぐしが効果的
筋肉が強張ったまま急にストレッチをすると、筋肉が伸びにくく違和感を感じることがあります。まずは、ストレッチの前に筋肉をほぐしましょう。ほぐすことで血流が促され、筋肉が柔らかくなり、ストレッチの効果が高まりやすくなります。特に運動不足が気になる方は、急な運動前にぜひほぐしからおこなってくださいね。
スムーズな股関節のための「前ももほぐし&ストレッチ」
腕の重さを使った前ももほぐし
①床であぐらをかき、右脚を斜め前に伸ばす。
②右手首を左手でグッとつかみ、右の前腕部分(右手のひらを下に向けた状態)を前ももに押し当てる。腕を前ももに沈め3秒キープしたら、ぐるっと手のひらの向きを変えるように回す。
③この動きを繰り返し、前もも全体をほぐす。
ストレッチ
①まっすぐ立ち、右膝を後ろに曲げて片脚立ちになり、右手で右足首をつかむ。
②顔を下に向け背中をやや丸め、骨盤を後傾させる。
③骨盤後傾をキープしたまま膝を後ろに引く。反り腰にならないよう、足の裏をできるだけお尻に近づける。
④しっかり前ももが伸びているのを感じた状態で30秒キープ。
動画で一緒にやってみよう
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