ぐいーんと伸ばしてリフレッシュ!姿勢改善&縮んだ胸がスッキリ開くストレッチ
気づかないうちに背中が丸まり、胸がぎゅっと縮こまっていませんか?その状態が続くと呼吸が浅くなり、肩や背中のこり、さらには慢性的な疲れを感じやすくなります。そんなときにおすすめなのが、四つ這いから腕を前に伸ばして胸を開くストレッチです。動きはシンプルなのに、胸の前が大きく広がり、呼吸もぐっとラクになるのを感じられますよ!
胸を開くことでなぜ身体がラクになる?
猫背や前かがみの姿勢が長時間続くと、胸の前の筋肉(大胸筋や小胸筋)が短縮し、肩が前に引っ張られたまま固まってしまいます。この状態では背中側の筋肉は常に引っ張られ続け、肩こりや首のこわばりの原因になります。
胸を開くストレッチは、この縮こまった筋肉を心地よく伸ばし、体の前後のバランスを整えてくれます。そして、胸が開くと自然に背すじが伸び、肺が広がりやすくなるので呼吸が深まります。呼吸が整うと副交感神経が優位になり、リラックス効果や気分のリフレッシュにもつながります。
「肩が重い」「なんだか息苦しい」と感じるときに、今回ご紹介するストレッチを取り入れると、体も心も軽くなるでしょう。
すぐに感じられる変化
今回ご紹介するストレッチを行った直後にまず感じやすいのは、胸がぐっと広がる開放感です。肺に空気がスーッと入る感覚が増して、呼吸がしやすくなります。また、胸の前が解放されることで背中側の緊張も和らぎ、肩や背中のこりがすっきりほぐれやすくなります。
さらに、胸を広げる姿勢は心理的にも「気持ちを前に向ける」効果があるといわれています。ストレッチ後は自然と姿勢が整い、気分まで明るくなるのを感じられるでしょう。
続けることで得られること
続けて行うことで、猫背の改善や肩こり・腰痛の予防につながります。胸が開いた状態が定着すると、背中や肩に余計な力が入らなくなり、正しい姿勢を保ちやすくなります。特にデスクワークが多い人は、日常的に背中や肩への負担がかかっているため、このストレッチを習慣にすることで疲れにくい体に変化していきます。
また、呼吸が深まりやすくなることで、夜のリラックスタイムや寝る前のルーティンに取り入れると、質の良い睡眠にもつながります。体だけでなく心のコンディションを整えるためにも、日常的に取り入れたいストレッチです。
姿勢改善&縮んだ胸がスッキリ開くストレッチ
<やり方>
1)正座の状態から、両腕を前に滑らせて上半身を前に倒します。両腕をしっかり前に伸ばした状態にし、お腹と前ももをくっつけて離さないようにしながら両手をもじもじ前に歩かせていきます
2)最後の方でお腹と前ももが自然と離れるところまできたら、膝の上にお尻が来る場所でストップして体の前側を大きく広げていきます。顎を引いておでこを床へつけるか、余裕があれば顎を床につけるとさらに喉の前側まで開かれます。このまま10〜15秒程度キープしましょう。慣れてきたら徐々に秒数を増やします。
動画で動きを確認したい方はこちら
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