夏太りを引きずってない?寝たまま痩せスイッチON!体幹目覚める橋のポーズエクササイズ

夏太りを引きずってない?寝たまま痩せスイッチON!体幹目覚める橋のポーズエクササイズ
Reiko Sudo
須藤玲子
須藤玲子
2025-09-09

「夏なのに太った気がする…」「食欲が落ちたのに、なぜかお腹がぽっこり、体も重い…」そんな夏太りの余波を感じていませんか?実は、決して珍しくない夏太り。冷房や冷たい飲み物による内側からの冷え、運動不足で代謝が落ちたことが原因かもしれません。今回は、そんな体を立て直す、橋のポーズを元にしたエクササイズのご紹介です。痩せスイッチをONにして秋まで引きずらない体へとリセットしましょう。

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夏なのに太ったのはなぜ?

夏太りは、実は代謝が落ちてきた40〜50代女性にとても多いお悩みのひとつ。その主な原因は、体の内側からの冷えと、運動量の低下による筋肉のゆるみです。代謝が落ちることで、脂肪が燃えにくい体に…。特に、使われにくいお腹・腰まわり・お尻など、体幹を支える筋肉がゆるむことで、脂肪が溜まり、結果、夏太りに繋がるのです。

夏太りリセットのカギ「ゆるんだ筋肉」を目覚めさせよう!

夏太りを秋に持ち越さないためには、ゆるんでしまった筋肉を目覚めさせること。まず、体幹を支える筋肉を意識して使うことが大切です。特に以下の筋肉は、美姿勢&代謝アップのカギを握る重要パーツです。

腹横筋:お腹を内側から支えるコルセットのような筋肉。たるみ・ぽっこりの原因筋。

骨盤底筋群:骨盤を下から支える土台の筋肉。体幹が不安定になる原因筋。

大殿筋・ハムストリングス:お尻・太もも裏の大きな筋肉。ヒップラインの崩れ、代謝が落ちる原因筋。

この夏、食べすぎていないのに太ってしまったら、それは、これらの筋肉が働いていないサインかもしれません。

寝たまま痩せスイッチON!夏太りリセット橋のポーズエクササイズ

ヨガの橋のポーズを元にした、寝たままできるエクササイズです。土台となる軸足や体幹部分を安定させて行いましょう。

〈やり方〉

両膝を立て、仰向けで寝た体勢
Photo by Reiko Sudo

1)両膝を立て、脚を腰幅にした仰向けで寝る。両手は体側、手のひらを床につけ、首・肩はリラックス。

両膝を立てた仰向けからお尻を上げた橋のポーズ
Photo by Reiko Sudo

2)骨盤を安定させたまま、お尻をゆっくり持ち上げる。(橋のポーズ)お腹を軽く引き込み、体幹、お尻や太もも裏を意識してキープする。

肺のポーズから左脚お天井に伸ばした体勢
Photo by Reiko Sudo

3)息を吸いながら、片脚を天井方向にまっすぐ伸ばす。骨盤が左右に傾かないよう注意。

橋のポーズから左脚を右膝の高さに伸ばした体勢
Photo by Reiko Sudo

4)息を吐きながら、伸ばした脚を反対側の膝の高さまで下ろす。

5)呼吸に合わせて脚の上げ下ろしを4〜5回程度繰り返し、反対側も同様に行う。

腰を反らせず、下腹を引き上げる意識で体幹をキープしましょう。軸足でしっかり床を踏み、骨盤のぐらつきを防ぐことも重要なポイントです。回数はあくまでも目安です。1~2回でもOK!脚を上げることがつらい場合は、基本の橋のポーズをキープしましょう。正しいフォームと深い呼吸で行い、軽やかな体と気分で秋を迎えましょう。

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両膝を立て、仰向けで寝た体勢
両膝を立てた仰向けからお尻を上げた橋のポーズ
肺のポーズから左脚お天井に伸ばした体勢
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