肩こりの原因は首の硬さかも?【いつでもどこでもできる】スッキリ首ほぐしエクササイズ
肩こりに悩む人は多いですが、原因の一つに首の硬さがあります。首がこわばると肩に余計な負担がかかり、肩こりを悪化させることも。今回ご紹介する簡単なエクササイズで首をほぐして肩こり予防を始めましょう。
肩こりの原因は首の硬さかも
肩こりに悩む人は多いですが、その原因は肩だけではありません。
デスクワークやスマホ操作で長時間前かがみの姿勢を続けると、首の筋肉が硬くなり血流が滞ることがあります。
このとき、耳の後ろから鎖骨や胸骨にかけて走る胸鎖乳突筋(首を横や前に動かす筋肉) や、首の側面にある 斜角筋(首を支えて肩や胸の動きにも関わる筋肉) がこわばると、頭が前に出やすくなり、肩や肩甲骨周りの筋肉に余計な負担がかかります。
このことから、肩こりを根本的に緩和するには、首の筋肉もほぐすことが大切です。
カギはほぐしと血流改善
首のストレッチで筋肉を伸ばすと血流が改善され、筋肉にたまった老廃物や乳酸が流れやすくなります。これによって首のこわばりが取れ、前に出た頭の位置が整いやすくなります。その結果、肩や肩甲骨周りの筋肉への負担が軽減され、肩こりの緩和につながります。
また、首まわりの血流改善は、緊張型頭痛や目の疲れにも良い影響を与えます。短時間でも日常的に取り入れることで、肩こりを予防・改善する効果が期待できます。さらに、首のこわばりがやわらぐことで姿勢も安定し、肩こりの再発を防ぎやすくなります。
【肩こりケア】いつでもどこでも首ほぐしエクササイズ
そこで今回は短時間でできる首ほぐしをご紹介します。デスクワーク中や電車の中、寝る前など、いつでもどこでも簡単に行うことができます。
※ 注意:首はデリケートな部位なので、ゆっくり動かすことを意識しましょう。無理に動かすと筋肉や関節を痛める可能性があ離ます。肩が上がらないように気をつけながら、痛みが出ない範囲で行いましょう。
<やり方>
1)右手を左肩の上に置き、肩を下げて固定したまま、首を右にゆっくり倒し、呼吸を3~5回繰り返す。胸鎖乳突筋が伸びていることを意識しましょう
2)そのまま、目線を左斜め上に向け、胸鎖乳突筋を伸ばす。呼吸を3~5回繰り返してキープ。射角筋が伸びていることを感じましょう
3)目線を一度正面に戻し、今度は目線を右斜め下に向け、首の後ろ側を伸ばしながら、呼吸を3~5回繰り返してキープ。肩甲骨を引き下げて安定させると肩甲挙筋が伸びます
4)ゆっくりと顔を正面に戻して手を離し、反対側も同じように行う
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