丸まるだけでOK！ガチガチ腰まわり&お尻がスッキリするリラックスポーズ

どこに効くの？

このポーズでアプローチできるのは、お尻の深層筋（梨状筋・中臀筋・小臀筋など）と腰まわりの筋肉です。これらは骨盤の安定や股関節の動きを支える大切な筋肉で、普段は「座る」「立つ」「歩く」といった日常の中で常に使われています。しかし、座りっぱなしや同じ姿勢を続ける生活習慣があると硬くなりやすく、骨盤が後ろに引っ張られて腰に負担をかけたり、股関節の動きを制限してしまいます。すると「腰が重い」「立ち上がりがスムーズじゃない」といった不調につながることも少なくありません。

このポーズでは体を丸めて休めることで、表面だけでなく奥の筋肉がやさしくほぐれます。お尻や腰のこわばりが解放されることで、骨盤の動きが自由になり、歩幅が広がる・姿勢が安定する・脚や腰の疲れがたまりにくくなるといった変化も期待できるのです。

このポーズで得られる嬉しい変化

お尻や腰がゆるむことで、背すじが自然に伸びやすくなり、「立つ」「歩く」といった動きがラクになります。また、股関節まわりの柔軟性が高まることで下半身の血流も良くなり、むくみや冷えの改善にも役立ちます。

さらに、体を丸める姿勢は副交感神経が働きやすく、呼吸も深まり、心の緊張までやさしく解きほぐしてくれるのも魅力です。

どんなとき・どんな人におすすめ？

● デスクワークで腰が固まっている人
● お尻の張りや重さを感じている人
● 立ち仕事や運動後に腰まわりをリセットしたい人
● 夜寝る前に心身をゆるめてリラックスしたい人

やり方

（１）体育座りの状態を作り、かかとを少し身体から遠ざけた状態で膝を外に開きます。両足でひし形を作るようなイメージです

（２）両手で脛を掴んだら、ゆっくりと上半身を前に倒していきます。手で掴んでいる部分を脛から足首へ、もう少しいけそうであればつま先を両手で包み込むようにします。頭もだらんと下に下げて、上半身の力をなるべく脱力して呼吸を深めます

動画で動きを確認したい方はこちらからどうぞ