立ち仕事で足の裏がズキッ!という経験のある方必見!「足底筋膜炎」予防ケア&ストレッチ
一日中立ちっぱなしで、帰宅後には足の裏がジンジン痛い…そんな悩みを抱える立ち仕事の人にとって、「足底筋膜炎」は決して他人事ではありません。悪化すると仕事にも支障をきたすことも。今回は足底筋膜炎の原因と、痛みを軽減・予防するために日常でできる対策、セルフストレッチの方法をご紹介します。
足底筋膜炎とは
足底筋膜炎は、かかとから足の指の付け根に向かって伸びる「足底筋膜」が炎症を起こしている状態です。立ち仕事の人や長時間歩く人に多く、長時間立っていた後にズキズキするなどの症状が特徴です。
主な原因
1.長時間の立ちっぱなし
足底に常に圧がかかり、筋膜が引き伸ばされ炎症を起こします。
2.足に合わない靴
クッション性が不足していたり、足のアーチを支えない靴は負担が大きくなります。
3.足裏の筋肉・ふくらはぎの硬さ
柔軟性が不足すると、衝撃が吸収できず足底に集中してしまいます。
4.アーチ構造の崩れ(偏平足など)
土踏まずのクッションがうまく働かず、ダイレクトに足底に負担がかかりやすくなります。
回復と予防のために、普段からできること
1. 靴を見直す
クッション性の高いインソールを使用したり、自分の足に合った靴を選びましょう。
2. 足裏とふくらはぎをやさしく伸ばす
足裏をほぐす習慣をつけ、ふくらはぎの柔軟性を高めることで足底の負担を軽減します。
3. 立ちっぱなしを避ける
休憩中に「かかと上げ」などの軽い運動を取り入れるなど、ふくらはぎポンプの働きで血流を促進し、筋膜の回復をサポートしましょう。
また、痛みが続く場合は病院で診断を受けましょう。
立ち仕事を楽に!足底筋膜炎予防・改善ケア
1.長座で座り、左膝を外側に開き足首を腿の上に乗せる。足指の間に右手の指を1本ずつ入れ、足首を回す。
内外回し5回ずつ行い、終わったら足首を上下に揺らす。さらに左手で左足の甲を支えながら左指先を反らせて30秒目安にキープする。
2.左膝を開いた状態で足を床に下ろし、右踵を足裏に乗せてお尻を持ち上げ、体重を前後にゆらしながら足裏を踏みながらほぐす。1分目安に行い、1から反対足も行う。
3.両脚を前に伸ばし、踵を蹴り出す。つま先を自分側に向けるような意識。30秒目安にキープし、3セット行う。
4.両脚を揃えて長座になり、骨盤を立てる。つま先を立て、両手でつま先を掴む。辛ければ膝は曲げる。
上体を前に倒し、つま先を手前に引く。深い呼吸で30秒目安にキープする。
動画で詳しいやり方を見る
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