大事な足裏、ちゃんと触っている?【メリットたっぷり】足の裏&つま先のストレッチ
足の裏は全身の中で小さな部分ですが、全身を支えて安定させたり、運動パフォーマンスを左右するなど大切な役割を果たしています。日ごろ意識的に足の裏を触ったりストレッチをすることが少ないかもしれませんが、健康維持のためにも体の他の部分と同じように定期的にストレッチをする習慣をつけてみましょう!
足裏をストレッチするメリット
足の裏は日頃なかなか気を止めることがないパーツかもしれませんが、体を支えたり、体のパフォーマンスに大きな影響を与える部位です。小さなパーツですがケアするメリットはたくさんあります。
筋肉の柔軟性向上
足の裏には複数の筋肉があり、これらをまとめて足底筋群(そくていきんぐん)と呼ばれています。足底筋群をストレッチして柔軟性が高めることで歩行時やランニング時のパフォーマンスが良くなっていきます。
足裏アーチの強化
足には3つのアーチがありますが、このアーチがあることで歩行時や走行時の地面からの衝撃を吸収したりバランスを維持しています。足裏をストレッチすることでこのアーチの崩れを防ぐことができます。
足の疲労回復
靴を履いている時間が長いと足が縮こまった状態が続くことになります。長時間の立ち仕事や歩行、運動の後は、足裏に疲労感がたまりがちです。つま先を含めた足裏をストレッチすることで足が軽くなって疲労感が和らいでいきます。
冷えの防止・解消
ストレッチをすると硬くなった筋肉がほぐれて血流が改善されるので、つま先からの冷えの防止や解消にも効果があります。
つま先と足裏をストレッチ!トゥスクワット
今回はつま先と足裏のストレッチ=トゥスクワットをご紹介します。
<やり方>
1)まずはウォーミングアップ。足の指の間に片方の手の指を絡ませ、足の指の間をしっかりと開き、反対の手で足首を支えて足首を回す
2)両膝を揃えて膝立ちになり、つま先を立てる
3)お尻を下げていき踵の上に座る。足の指ではなく指の付け根に体重が乗るようにするのがポイント。左右のかかとはできるだけ合わせた状態を保つようにし、上半身の姿勢を整えて目線を正面に向ける
4)無理なく続けられる長さ(10~30秒ほど)キープする
NG例
上半身が後ろや前に傾かないように気をつける。
AUTHOR
吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
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