【立ち仕事の人には猫背が多い!?】やった人から変わっていく!気持ちもスッキリ猫背改善ストレッチ
立ち仕事をしていると、気づかないうちに背中が丸まり、姿勢が崩れてしまう場合があります。猫背は見た目の印象を悪くさせるだけでなく、肩こりや腰痛、疲労感の蓄積にもつながります。意識的に身体をリセットする習慣を身につけていきましょう!
猫背になりやすい原因
長時間の同じ姿勢
一見動きが多いように見える「立ち仕事」。実は「動いているようで動いていない」時間が長く、筋肉が固まりやすい状態です。さらに重心がどちらか一方の脚に偏る、膝が伸び切って反り腰になるなどのクセが、背中の丸まりを助長してしまいます。
作業環境の悪さ
レジや調理台の高さが合っていない、重いものをよく運ぶといった立ち仕事をしている場合、前かがみになる時間が多くなります。それが毎日続くと、体に負荷がかかり続け、猫背姿勢が習慣化してしまいます。
筋力のアンバランス
お腹・背中・お尻など体幹まわりの筋力が弱いと、上半身を支える力が不足し、背中が丸まりやすくなります。また、立ち仕事では太ももやすねなどの前側に負担がかかりやすく、身体の前後の筋肉のバランスが崩れてしまいます。
猫背改善のために伸ばしたい筋肉
猫背を改善するには、縮こまりがちな前側をゆるめつつ、伸ばしにくくなっている背中まわりをしなやかに保つことが大切です。
僧帽筋
首の付け根から肩、背中の中央あたりまで広がっている大きな筋肉です。長時間肩をすくめたような姿勢や、前かがみで作業していると、上部が緊張し続けてしまい、肩こりや首こりにつながります。僧帽筋下部が使われにくくなると、背中が丸まる原因にもなります。
脊柱起立筋
背骨に沿って縦に走る筋肉で、姿勢を支える中心的な役割を担います。長時間立ちっぱなしで使われすぎると、緊張して硬くなりやすく、腰痛の原因にもなります。逆に、筋力が弱いと背中を支えきれず、猫背が進行する場合もあります。
広背筋
背中の外側から腰まで広がる、背中でもっとも大きな筋肉です。腕を前に出す作業が続くと縮こまり、姿勢が前のめりになりやすくなります。広背筋が柔軟だと、背筋が伸びて呼吸も深くしやすくなります。
毎日リセット!猫背改善ストレッチ
背中に関わる3つの筋肉を「ほぐす・伸ばす・使う」を意識しながらストレッチすることで、効果的な猫背改善が期待できます。
1.手を肩幅、脚を腰幅に開き、四つ這いになり、つま先は床に立てる。
2.息を吐きながら腰、背中を丸める。
3.吸いながら腰を軽くそらし、胸を開く。この動きを交互に5〜10セット繰り返す。
4.正座になり、腰の後ろで手を組む。腕を絞り、肩甲骨を寄せ、手のひら同士を合わせる。
5.胸を高く引き上げ、目線は軽く斜め上を見上げる。深い呼吸で30秒キープする。
6.膝を立てて床に座り、脚幅を広めに開いて、両手は後ろの床へつける。
7.手で床を押し上げ、肩甲骨を寄せ胸を高く。目線を引き上げ、深い呼吸で30秒キープする。
8.あぐら座になり、胸の前で両手を組み、手のひらを返して伸びをする。
9.お腹を薄く、背骨の伸びを意識し、30秒キープする。
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