カチコチにこわばっている太もも裏をスーッとゆるめる!寝ながらできる【脚スッキリストレッチ】

 カチコチにこわばっている太もも裏をスーッとゆるめる!寝ながらできる【脚スッキリストレッチ】
photo by HINACO
HINACO
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2025-06-21

「足が重い」「立ちっぱなしで太ももがパンパン」「腰まわりが張ってきた」そんなときは、太もも裏の筋肉がカチコチにこわばっているサインかもしれません。今回は、仰向けの状態で太もも裏を気持ちよく伸ばすストレッチをご紹介します。運動初心者でも無理なくできて、寝ながら体の背面がじんわり整っていく感覚が味わえるのが魅力です。脚の軽さと、腰まわりの開放感をぜひ体験してみてください。

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姿勢・歩き方・疲労感にもつながる“太もも裏ケア”

太ももの裏側にある「ハムストリングス」と呼ばれる筋肉群。ここの柔らかさは、姿勢の安定にも大きく関係しています。ハムストリングスが硬くなると骨盤が後ろに引っ張られ、背中が丸くなってしまいがち。また、歩くときも脚の可動域が狭まり、ちょこちょこ歩きになって疲れやすくなる傾向があります。

「脚スッキリストレッチ」でハムストリングスをやわらかく保つことで、骨盤の角度が整い、自然と背筋が伸びやすくなったり、歩幅が広がって脚の疲労がたまりにくくなる、脚全体の血流やリンパの流れが促され、むくみも軽減するなどの効果が期待できます。つまり、太もも裏をゆるめることは「全身の使い方をラクにする」ことに直結するのです。

このストレッチでどこが伸びる?

ハムストリングスは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋(内側)の3つの筋肉の総称です。これらは、骨盤から膝裏までをつないでいて、股関節と膝関節の両方を動かす重要な筋肉群です。この部分が硬くなると、次のような不調が起きやすくなります。

•骨盤が後ろに傾いて、猫背・巻き肩の原因に
•歩幅が狭くなり、脚が疲れやすい
•腰痛・膝の違和感につながる
•脚のむくみ・冷え・姿勢の崩れにも影響

だからこそ、ハムストリングスをていねいに伸ばすケアは、全身を整えるための土台とも言えるのです。

ハムストリング
イラストAC

仰向けで行うから、力が抜けて深くゆるむ

このストレッチは、仰向けで床に寝たまま行えるのが最大の魅力。体の重みを床に預けられるため、余計な力が入りにくく、「深部からじんわりほぐれていく感覚」が味わえます。とくに、寝た状態で片脚を持ち上げると、股関節〜太もも裏にかけて自然な重力の負荷がかかり、無理なく伸びを感じやすくなります。反動をつけずに、呼吸をゆっくりしながら行うことで、ストレッチの効果がさらに高まります。

脚スッキリストレッチのやり方

①仰向けに寝転がり、右膝を胸に引き寄せます。右手で右足の裏側を内側から掴み、まずは右膝を脇の下へ引き寄せましょう。足裏に手が届かない場合は、足裏にタオルなどを引っ掛けて行います。

ハムストリングストレッチ
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②手と足裏で押し合いっこをしながら、少しずつ右膝を伸ばします。膝を伸ばし切ることが目的では無いので、手のひらと足裏を押し合いながら右のモモ裏が伸びると感じられる場所でキープします。感じにくい場合はかかとを押し出すようにすると、より効果的です。反対側も同様に行います。

ハムストリングストレッチ
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動画で動きを確認したい方はこちら

股関節周りをほぐして、下半身の巡りを促すストレッチ

 

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ハムストリング
ハムストリングストレッチ
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