メリットしかない!美しい体作りのカギを握る【腿裏】の柔らかさ|座ってできる4ストレッチ
美しい姿勢や、柔軟で見た目にも美しい体作りに関わるのが「太ももの裏側の筋肉=ハムストリングス」。ここを柔らかくする、気持ちいいストレッチのご紹介です。
ハムストリングスとは?
おしりの付け根から太ももの裏側、太ももから膝裏周辺にある、3つの筋肉(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)の総称を指します。硬いまま放置しておくと、体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
ハムストリングスが硬いと起こる症状
・座った時に腰や背中が丸まりやすい
・腰痛を引き起こしやすい
・膝が伸びにくい
・膝痛を引き起こしやすい
・股関節が硬くなる
・血行不良による冷え、むくみ
ハムストリングスが硬いと、脚を伸ばして座った時に骨盤が後ろに倒れ、維持が難しくなり背中が丸くなってしまいます。その姿勢が腰痛の原因となったり、膝に負担がかかることで膝痛の原因になったりします。また、ハムストリングスは、骨盤や股関節などの動きを助ける役割があるので、硬くなると骨盤の歪みに繋がり、さらなる姿勢の悪化の原因に。柔らかく保つことで、怪我の予防、むくみの改善、下半身の疲労回復の促進、姿勢が正しくなる、基礎代謝がアップするなどたくさんのメリットを感じることができるでしょう。
長時間のデスクワークなどで同じ姿勢を続けている人は、ハムストリングを使う機会が少なく硬くなっています。ストレッチを継続して行って硬さを解消していきましょう。
もも裏を柔らかくするストレッチ
1.長座になり、左膝を立て横に倒す。骨盤は立てて、伸ばした方の右のつま先は天井へ向ける。背骨を伸ばしながら、倒せるところまで上半身を前に倒す。
2.息を吐きながらさらに上半身を倒せるところまで倒す。両手は床や右足をつかみ、深い呼吸で30秒〜1分キープする。
3.上半身を起こし、右膝を立てて右のつま先をつむ。そのまますねと床が平行になるところまで足を持ち上げる。
4.余裕があれば膝を伸ばし、かかとをできるだけ遠くに蹴りだす。胸を高く引き上げ、目線は斜め上に。深い呼吸で30秒〜1分キープする。脚を入れ替え、1からの動きを繰り返す。
※動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
ひるかわえみこ
劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く