前屈が5cm変わる?太もも裏側の筋膜リリースのコツ|ほぐすべきは「硬くなっている2つのキワ」


前屈や開脚をするとき、太ももの裏側は硬いと感じる方。またあぐらで座るときに背中が丸まって骨盤が後ろに倒れてしまう方。太もも裏をあるコツを使ってほぐすと、劇的に楽になるかもしれません。
前屈で硬くなっているのはココ!
前屈で太ももの裏側の硬さを感じるという方やあぐらで座ると骨盤が後ろにころんと寝てしまって楽に座れないという方は、太ももの裏側のほぐしやストレッチを行うと楽になるかもしれません。
その中でも、ココをほぐすと劇的に効果がある!というポイントがあります!まずは太ももの裏側の筋肉について解説します。
太ももの裏側の筋肉は、おしりの付け根(座骨)から太ももの裏側を通って、膝裏につながっている3つの筋肉(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)からなり、ハムストリングスとと呼ばれています。この筋肉の裏側の筋肉は、坐骨というお尻の下の骨にくっついていて、骨盤を動かす時に連動して動く筋肉です。
そのため、裏側の筋肉が硬くなると、あぐらで座る時や前屈する時に骨盤を脚の方向に引っ張ってしまう可能性があります。特に太ももの裏側の中腹より、坐骨に近い部分は、座る姿勢でずっと圧力をかけられているため筋肉が硬くなりやすく伸びづらくなりやすい部分です。

坐骨の付け根をほぐす時のコツ
坐骨の付け根をほぐす時、ここを抑えると劇的に効果が変わる!というポイントが2つあります。
・坐骨に近い部分(座骨のキワ)をしっかりほぐす(上記イラストの青の円の部分)
・太ももの裏側の筋肉の境目(筋肉のキワ)をほぐす(上記ラストの赤い矢印の部分)
早速取り組んでみましょう。
座骨の付け根のほぐし方
1.床に座り右脚の下に筋膜リリースローラーを置く(ローラーを縦向きにするのがポイント)
2.両手を後ろにつき、お尻を左右に揺らして太ももの後ろをほぐす
片脚につき60~90秒行います。
3.終わったら右足裏を両手でつかみ右脚を斜め上に持ち上げ足裏をストレッチ
30秒程度呼吸を繰り返しながらストレッチを味わいましょう。

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