その腰痛、ハムストリング(もも裏)が原因かも! 【座り時間が長い人向け】もも裏ほぐしストレッチ
デスクワークの最中や終わった後などに、腰に痛みやダルさを感じることはありませんか? 腰痛の原因はいろいろありますが、もしかしたらその痛みは太ももの裏側の筋肉=ハムストリングの硬さと関係があるかもしれません。そこで今回は、腰痛ケアにつながるストレッチをご紹介します。
ハムストリング硬くなってない? デスクワークで腰が痛い人は、要セルフチェック
デスクワークが続くと、腰に痛みを感じませんか? ツラい腰痛を楽にしようと腰を揉んだり、ねじるストレッチをしたりしたけれど、あまり効果がないなんてこともあるかもしれません。この場合の腰痛の原因として、座りっぱなしの姿勢でお尻の付け根から太ももの裏側にある筋肉・ハムストリング(※)が硬くなっていることが考えられます。
歩行やランニング、ジャンプ、スキップなど、膝を曲げる、股関節を伸ばすなどの動作を行う際、ハムストリングが働きます。反対に、座った姿勢ではハムストリングは動かず硬くなり、骨盤や腰部の筋肉が過剰に緊張して負担がかかり、慢性的な腰痛になる恐れがあるのです。
※ ハムストリング:4つの長い筋肉の総称(大腿二頭筋短頭・大腿二頭筋長頭・半膜様筋・半腱様筋)
ハムストリングの硬さセルフチェック
次に、自分のハムストリングが硬いのか・硬くないのか簡単なセルフチェックをしてみましょう。
● 太ももの裏側やひざに伸びにくさ・痛みを感じる
● 正座ができない
● 前屈が苦手(ひざを伸ばした立位の前屈で指先が床に届かない、など)
● 靴のかかとを直しにくい(立位でひざを曲げて、かかとを直す姿勢がツラい)
チェック項目に当てはまる方は、ハムストリングが硬くなっている可能性がありますので、今回ご紹介するストレッチを行なって、筋肉の柔軟性をアップさせましょう。
【座り時間が長い人向け】腰痛ケアストレッチ
<やり方>
1)脚を腰幅に開いたら、足裏全体に均等に体重がかかるように立つ。肩と腕は力を抜き、手は腰に添える
2)尾骨を床に下げるようにして腰を伸ばしたら、息を吐きながら上体を前に倒す。股関節から折りたたみ、お尻を突き出す。あごを軽く引いて、頭からお尻までを斜め一直線にするようなイメージで
3)左脚を半歩前に出す
4)お尻をさらに引きながら、左足先を床から浮かせ、右膝は軽く曲げる。この姿勢を5~10呼吸キープ
5)反対側も行う
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