【なんで下半身だけ痩せないの?を解決!】10分で変わる「下半身の土台を整えるスッキリヨガ」
「ダイエットしても上半身ばかり痩せて、下半身だけ残る…」そんな悩みを抱えていませんか?実は、やみくもに筋トレや有酸素運動をする前に、「体の土台を整えること」が最優先。今回は、たった10分でできる下半身スッキリヨガを紹介します。
下半身が痩せにくい原因
1.骨盤のゆがみ・傾きによる負担
骨盤は、体の土台となる重要なパーツです。骨盤が前傾・後傾、または左右にゆがむと、太ももやお尻に余計な負荷がかかりやすくなります。
特に前傾タイプは「反り腰」になりやすく、腰を反った姿勢で立っていると、お尻が後ろに突き出し、太もも前側ばかりが使われてしまいます。結果、太もも前がパンパンに張る・お尻が垂れるという状態に。また、骨盤のゆがみも血流やリンパの流れにも影響を与えるため、冷え・むくみが慢性化し、代謝が落ちやすくなります。
2.筋肉の使い方が偏っている
普段の立ち方や歩き方、座り方が「楽な姿勢」ばかりになっていませんか?
たとえば、足を組む癖がある、猫背やスマホ首で姿勢が崩れているなどの習慣は、本来使うべきお尻や内ももの筋肉が使われず、太ももの外側や前側ばかりを使ってしまいます。すると、使っていない部分には脂肪がつきやすく、使いすぎている部分は硬く張って太く見えるという悪循環になります。
4.血流・リンパの流れが悪く、むくみやすい
デスクワークで座りっぱなし、立ち仕事で長時間同じ姿勢…これらはどちらも下半身のめぐりを悪くする原因です。
ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、血液を心臓に押し戻すポンプのような働きをしています。しかし動かさずにいるとポンプ機能が低下し、水分が足に溜まりやすくなります。
これが、夕方になると脚がパンパンになる「むくみ」の正体。むくみは放っておくと脂肪化しやすく、結果として「太くなった」と感じるようになります。毎日の軽い運動やストレッチで、めぐりを良くすることが大切です。
5.年齢とともに筋力・代謝が低下
40代以降になると筋肉量は自然と減少し、基礎代謝も落ちてきます。何もしていなくても若い頃より太りやすく、痩せにくくなるのはこのためです。筋肉を意識して使う習慣を作りましょう。
運動しているのに変わらない…という場合は、体の深部の筋肉(インナーマッスル)や骨盤周辺がうまく使えていない可能性があります。やみくもに筋トレや有酸素運動をする前にやるべきことは「体の土台を整えること」が。下半身太りは、体の使い方や姿勢、筋肉のバランス、めぐりが密接に関わっています。
今回は、体の使い方を整えるのにぴったりな「毎日10分でできるヨガ」をご紹介します。
毎日10分!座って・寝ながらできる「下半身すっきりヨガ」
1.足裏を合わせ膝を上下に揺らす。30秒〜1分目安に行う。膝の動きを止め、息を吸いながら胸を開き、吐きながら上体を前に倒す。30秒〜1分目安に行う。
2.両脚を前に伸ばし、右膝を立てて外側に開く。右足裏を左内腿につけ、左つま先を上向きにする。息を吸って胸を開き、吐きながら上体を前に倒す。深い呼吸で30秒〜1分目安にキープする。反対側も同様に行う。
3.仰向けになり、足幅を肩幅より広いマット幅に開いて両膝を立てる。膝を左右にゆったり倒す。30秒〜1分目安に行う。
4.脚幅を肩幅に開き、膝の下に踵がくるように両膝を立てる。両手は体側に伸ばし、肩甲骨を軽く寄せて胸を高くする。息を吸いながら足裏で床を押し、お尻を持ち上げる。さらに肩甲骨を寄せ、手を組む。深い呼吸で30秒〜1分目安にキープする。
5.股関節の力を抜き、両膝を胸の前で抱える。深い呼吸で30秒〜1分目安にキープする。
6.両手脚を上に持ち上げ、細かく揺らす。さらに、足の甲で反対脚のふくらはぎを蹴る。脚を入れ替え、満遍なく行い、両手で拳を作り、腿全体を叩く。
6.両脚を伸ばして座り、右膝を内側に折りたたむ。左つま先は上に向ける。両手を後ろ床につき、指先はお尻側に向ける。両手で床を押し、胸を高く引き上げる。
さらに余裕があれば、肩の下の床に肘をつく。深い呼吸で30秒〜1分目安にキープし、反対側も行う。
7.両脚を前に伸ばし長座になり、つま先に向けて足をさする。前、内、外側満遍なく行う。
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