【ガチガチ股関節を柔らかくする決定版】股関節の柔軟性がUPし、みるみる下半身が痩せやすくなるヨガ
多くの方のお悩みに上がる「下半身太り」。その原因の一つに「股関節の柔軟性」が大きく関係しています。今日はガチガチ股関節の柔軟性を高め、みるみる下半身がスッキリ、痩せやすくなるオススメのヨガの動きをご紹介します。
「下半身太り」と「股関節の硬さ」はどう関係してる?
股関節の柔軟性低下と下半身太りがどう関係しているのか見ていきましょう。チェックしたいポイントは、血流、リンパの流れ、筋肉の使われ方に関係してきます。
股関節が硬さが影響して、下半身太りに繋がる理由
股関節の柔軟性が低下すると・・
①血流やリンパの流れの悪化
周辺の筋肉や靭帯が緊張しやすくなり、血流やリンパの流れが滞ります。これにより、下半身に老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、むくみや脂肪の蓄積が引き起こされ、下半身太りの原因の一つとなります。
②運動効果・脂肪燃焼効果の低下
下半身の筋肉を十分に使うことが難しくなります。股関節は歩く、走るなど下半身の多くの動作に関与しているため、柔軟性が低下し可動域が狭いと運動時に使える筋肉量が減り、脂肪燃焼の効果が低くなります。その結果、脂肪がどんどん蓄積しやすくなります。
このように股関節の柔軟性が低下すると、血流やリンパの滞り、運動効果、脂肪燃焼効果の低下などによって、下半身に脂肪が溜まりやすくなります。股関節の柔軟性を高めることは血流や筋肉量を改善し、脂肪燃焼を促進するため、下半身太りを改善していくことに繋がります。
股関節の柔軟性を高めるカギ
股関節の柔軟性を高めるにためにできることを見ていきましょう。股関節は、下の図のように骨盤の受け皿部分(寛骨臼)に大腿骨の丸い部分(大腿骨頭)がはまり込んでいる球関節で、6つの方向に動かせる自由度の高いところが特徴です。
日常生活の癖で硬くなりやすい股関節の柔軟性をアップさせるには、6つの方向全部にバランスよく動かすことが大事。股関節周辺の硬さが改善し、柔軟性向上に繋がります。
①伸展 脚を後に伸ばす動き
②屈曲 脚を曲げる動き
③外転 脚を外側に広げる動き
④内転 脚を内側に閉じる動き
⑤外旋 膝やつま先が外側を向く動き
⑥内旋 膝やつま先が内側を向く動き
各方向にまんべんなくアプローチすることで股関節の柔軟性が高まり、みるみる下半身が痩せやすくなるおすすめのヨガの動きをご紹介します。
下半身がみるみるスッキリする!股関節の柔軟性を高めるヨガ
①ダウンドッグから左脚をできる範囲で天井方向に持ち上げる(股関節伸展)
②股関節を左側に開き、膝を曲げる(股関節伸展・外旋)
③右ひじと右膝を近づける。チャレンジできる人はくっけてみましょう!(股関節屈曲・外転)
➃左足の小指を右側の床に下ろし、右足裏は床につける。余裕があれば右手を天井方向に上げる(股関節屈曲・内転)
一連の流れを反対側も行います。
詳しい動きは動画でチェックしてみよう
AUTHOR
津村早紀
営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く