【偏頭痛にはコレ】呼吸を聞いて穏やかさを取り戻し、痛みがやわらぐ「ながら耳ほぐし」

【偏頭痛にはコレ】呼吸を聞いて穏やかさを取り戻し、痛みがやわらぐ「ながら耳ほぐし」
photo AC

穏やかな陽射しを感じる日も多い中、低気圧が急速に発達して、「春の嵐」「メイストーム」と呼ばれる台風並みの強風・暴風や猛吹雪が発生しやすい季節でもあります。その為、不調も頭痛の方が多く見られます。そんな時にやってほしい耳ほぐしマッサージをお伝えします。

広告

気圧の変化でどうして頭痛が起きるのか?

・気圧低下による体内圧のバランスの乱れ

空気中の気圧が下がると、身体の外側の圧力が下がることになります。それに対して体内の圧力(特に脳の血管や副鼻腔内など)はすぐには変わらないため、身体の内側の圧力が高くなってしまい、血管も拡張することになります。これが原因で、痛みを感じる偏頭痛へと繋がっている場合があります。

・セロトニンの不足や過剰な放出

セロトニンとは、別名『幸せホルモン』と呼ばれているほど、心身を安定させ幸福感やリラックス効果を感じさせてくれます。しかし一方で、セロトニンの不足や過剰な放出が、脳血管の収縮や拡張に影響し、頭痛を誘発する可能性があります。
その理由は、女性ホルモン(エストロゲン)にあります。エストロゲンも女性の調子を整えてくれる心強いホルモンではありますが、前回の生理が終わると、排卵に向けて増え、排卵時にはプロゲステロンにバトンタッチするかのように急激に減少していきます。エストロゲンの分泌が急激に減少する際に、脳内のセロトニンのバランスも崩れやすくなる為、更に頭痛を感じやすくなるそうです。

女性ホルモン
イラストAC

耳ほぐしと深呼吸でリラックス効果を

ツボと聞くと、足裏を思い浮かべる方も多いと思いますが、耳も多くツボが存在します。そのなかに、自律神経を刺激してくれるツボ「神門:シンモン」があります。

耳の上部の真ん中にあるこちらのツボ。頭や耳がほぐれてくるとそれだけでぽかぽかとホッとする感覚が味わえます。優しく丁寧に、刺激を与えてあげた後は、呼吸に意識を向けてみて、セロトニンで感じられる安心感や、リラックス効果を呼吸で補っていきましょう。

耳つぼ
イラストAC
 

「ながら耳ほぐし」にチャレンジ

1、ながらでOK!今の姿勢のままでやってみましょう。

2、両手を大きく広げて頭を覆い、心地の良いところを探すように指圧していきましょう。

3、ピースの手で人差し指と中指で耳の付け根を触ります。ぐるぐると耳を回していきましょう。反対回しも行っていきます。

耳ほぐし①
photo by Naoko Iwasaki

4、親指を耳の内側にし、凹凸がある場所をほぐしていきます。痛い場所があれば、丁寧に行っていきましょう。

5、両手で耳を挟みます。息を吸って、吐きながら耳を横に広げるように優しく引っ張ります。触る位置を変えて、耳全体が徐々に広がっていくようにしましょう。

耳ほぐし②
photo by Naoko Iwasaki

6、最後は、耳をパタンと内側に折り、両手を被せます。ご自身の呼吸の音を聞くように大きく吸って、優しく吐きましょう。不安でなければ目を閉じて続けてみましょう。

耳ほぐし③
photo by Naoko Iwasaki

詳しい内容は、こちらからご覧いただけます。

広告

RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

女性ホルモン
耳つぼ
耳ほぐし①
耳ほぐし②
耳ほぐし③
【偏頭痛にはコレ】呼吸を聞いて穏やかさを取り戻し、痛みがやわらぐ「ながら耳ほぐし」