【指2本でできる】溜めこんだ脂肪と春先の不調をまとめてリセット!3つの簡単耳ほぐし

 【指2本でできる】溜めこんだ脂肪と春先の不調をまとめてリセット!3つの簡単耳ほぐし
Adobe Stock
須藤玲子
須藤玲子
2022-03-03

春先は、寒暖差が激しく、自律神経のバランスが乱れやすい時期と言われています。花粉のアレルギーがなくても、体調や気分がモヤモヤする日もあるでしょう。また、冬の間に溜め込んだ脂肪で太ってしまった…。ダイエットしなきゃ!そう思っている人もいるかもしれません。今回は、春先にありがちなモヤモヤの解消法がテーマです。使うのは指2本だけ!簡単にできる耳ほぐしのやり方を紹介します!

広告

耳ほぐしで得られる3つの効果

まず、耳をほぐすことで得られる3つの効果をチェック!

1.血行を良くする

耳には、全身に繋がるたくさんのツボがあり、耳をほぐすだけで全身の血行が改善される効果があると言われています。血行がよくなることで、リラックスの役割を担う副交感神経の働きが高まります。優位になりすぎた交感神経が落ち着き、自律神経のバランスが整いやすくなります。

2.脳を落ち着かせる

耳は頭部にあるため、耳をほぐす効果がそのまま脳を休める効果に繋がります。脳への血流がよくなったり、ごちゃごちゃした頭の中がスッキリしたり…。働き過ぎた脳を落ち着かせてくれるのです。

3.内臓の働きを整える

下の図を見ても分かるように、特に耳の内側には、内臓に繋がるツボがたくさんあります。

耳にあるツボ

内臓の働きもまた、自律神経と大きな関りがあります。耳ほぐしで内臓のツボが刺激されると、消化力を高めたり、腸の働きを整えたり、悩んでいた便秘が改善されることも…。自律神経のバランスが整うことで、ストレスによる過食を押さえる効果も期待できます。つまり、耳ほぐしは、ダイエットを目指す人にもおすすめなのです。

指2本だけでできる!3つの簡単耳ほぐし

使うのは指2本だけ!耳ほぐしのやり方を3つ紹介します。どれも簡単なので、ぜひ、今すぐやってみませんか?

1.引っ張ってほぐす

耳を引っ張ってほぐすやり方
1.親指と人差し指で耳の上部をつまんで上方向に引っ張る(5秒)
2.耳の横をつまんで外側に引っ張る(5秒)
3.耳たぶをつまむんで下方向に引っ張る(5秒)
4.それぞれ2~3回繰り返して行う。

1.親指と人差し指で耳の上部をつまんで、上方向に引っ張る。(5秒)

2.耳の横をつまんで、外側に引っ張る。(5秒)

3.耳たぶをつまんで、下方向に引っ張る。(5秒)

4.それぞれ2~3回繰り返して行う。

2.回してほぐす

耳を回してほぐすやり方
1.親指と人差し指で耳の横側をつまむ。
2.軽く引っ張りながらゆっくり後ろに回す。
3.逆まわりも同様に行う。

1.親指と人差し指で耳の横側をつまむ。

2.軽く引っ張りながらゆっくり回す。

3.逆まわりも同様に行う。

3.折りたたんでほぐす

耳を折りたたんでほぐすやり方
1人差し指を耳の上部に、親指を耳たぶに添える。
2.上下から押し合い、耳を内側に折りたたむ。

1人差し指を耳の上部に、親指を耳たぶに添える。

2.上下から押し合い、耳を内側に折りたたむ。

全てに共通のポイントは2つ。ゆっくり呼吸をしながらリラックスして行うこと、痛すぎず、気持ちよいと感じる力加減で行うことです!

最後に

いかがでしょうか?ほぐしている途中から、すでに体がぽかぽかしてきませんか?様々な場でストレスを受けやすいこの時期、自律神経の乱れを整えるには「副交感神経」の働きを高め、心身を積極的にリラックスさせる必要があります。今回紹介した耳ほぐしは、短時間で体を温め、頭や心を落ち着かせてくれる効果的なセルフケアです。ぜひ日々の習慣にしてみませんか?重い冬のコートを手放すように、からだや心のモヤモヤもスッキリできるといいですね!

広告

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

耳にあるツボ
耳を引っ張ってほぐすやり方
耳を回してほぐすやり方
耳を折りたたんでほぐすやり方