ぽっこり出た下腹にピンポイントで効かせる!下腹部キープエクササイズ
下腹がぽっこりと出てしまう、お腹を縮める「腹筋運動」をしても成果が出ない…そんなお悩みを感じていませんか?下腹は腹筋運動ではなかなか刺激を入れられない部位です。加えて、下腹は脂肪が多いのでしっかりと縮めることが難しいと言われています。そこで、腹筋運動をせずに下腹をへこませることができる、とっておきのエクササイズを今日はご紹介します。
あなたのお腹、チェックしてみよう
・おへそから下だけ前へせり出ている
・ズボンのファスナーが閉まらない
・お腹を凹ませても下腹の肉が変わらない
・下腹に段ができる
あなたに当てはまる項目はありますか?ひとつでも当てはまっている方は下腹がぽっこりと出ている可能性があります。
骨盤を後ろに倒すことで下腹をピンポイントで刺激!
下腹のぽっこりを引き締めるには骨盤を後ろに倒すこと(骨盤後傾)が大切です。
図は椅子に座って骨盤を後ろへ傾ける様子です。骨盤を後ろに傾けると自然と下腹が縮みます。この動きの作用を利用してエクササイズをしていきましょう。
エクササイズでは床に座って行います。骨盤を後ろへ傾けたまま数秒キープすることで、ピンポイントで下腹を収縮することができます。骨盤を後ろに傾ける時に、背中から後ろへ倒れてしまいがちです。そうなると肝心の下腹には効いていません。上の図のように骨盤自体を後ろへ傾けることを意識しましょう。
また、エクササイズ中は下腹に全てを集中し、手足の力を抜くように心がけてください。手足の余計な力が抜ければ抜けるほど、下腹に効いてきます。エクササイズがうまくできているときは下腹にブルブルと振動がかかります。ぜひポイントを意識して取り組んでみてください。
それではエクササイズをやってみましょう。
下腹ぽっこりをピンポイントで攻める!下腹部キープエクササイズ
1)膝を立てて座ります。
この時、左右の坐骨(お尻の下にある骨)を床につけてください。背筋を伸ばすように意識しましょう。
2)骨盤を後ろに傾けます。
骨盤を後ろへ傾けて下腹を縮めましょう。この時、背中だけを倒さないように注意してください。骨盤を倒して体勢をキープしている時に手足の力を抜くと、より下腹に負荷がかかります。10秒止まることを目指しましょう。
3)起き上がって姿勢を整えます。
キープし終わったら、起き上がって姿勢を整えます。猫背にならないように毎回姿勢を正すことで、骨盤を後ろへ傾けやすくなります。
▼動画でチェックする▼
骨盤を後ろへ傾けたままキープすることで、下腹ぽっこりを解消できます。下腹は脂肪が多い部位なので、根気強くこのエクササイズを行ってください。
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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