ぽっこりお腹と背中のお肉は関連している?浮き輪肉を撃退し引き締めるエクササイズ
お腹が太ってきたと感じている方は、背中の脂肪も増えたりたるんできているかもしれません。その逆もしかりで背中が重く感じたらぽっこりお腹になっている可能性もあります。お腹太りと背中につきやすい贅肉の関係を知れば予防と改善に繋がります。腰まわりを一気に引き締められるエクササイズのご紹介です。
お腹が太ったら背中も要チェック!
食事や飲酒の量が増えたり、悪い姿勢や腹筋低下によりお腹は太りやすくなりますが、お腹が太るとあることがきっかけで背中にも脂肪を蓄えやすくなってしまいます。
それはお腹の重みで【姿勢維持困難】が発生してしまうという事です。
私たちは前面と背面の両方の筋力を使い、支え合って姿勢を保持しています。
下の写真は姿勢を保持する為の筋肉となるので沢山の筋肉を使い日常で姿勢が保たれている事が分かります。
お腹が重くなれば今までと同じ背面の筋肉では姿勢を保てなくなり、前屈みや後ろ重心になり骨盤を起こして姿勢を正すことがきつくなりやすいです。
姿勢が保てなくなれば腹筋も使われにくくなり、お腹に多くの脂肪がつきやすくなります。
更には腰痛の原因になったり背中に贅肉がついたり、たるみにもなりかねません。逆に背面の不調からお腹太りになることも?
肩回りの疲労やコリ、背中に贅肉が付く事で姿勢も崩れる為、ぽっこりお腹になりやすいんです。
お腹と背中はとても関係性が深いのでどちらの筋力もバランスよく鍛えるのが大切です。
同時に浮き輪肉をとるコツとは?
浮き輪肉とは浮き輪の様に輪となり、前面のお腹、脇腹、腰付近についた脂肪や贅肉を差す腰回り一周のゾーンです。
浮き輪肉が付けば当然くびれもなくなります。
お腹と腰回りの贅肉は比例する為、内臓下垂以外が原因でお腹太りになっている人は、大抵腰回りにも贅肉が付いている事が多いです。
今回のエクササイズはターゲット部位が多いため、それらの筋肉を同時に使う事で負荷は多くなりハードに感じるかもしれません。
しかし、一気に腰回り一周が引き締められれるので多くのエクササイズは必要なく、これ一つで浮き輪肉を撃退しくびれも作れます。
仰向け姿勢で行うツイストエクササイズと違い、座って自分の上半身を支えながら更にツイストで動く為最初はきついかもしれませんが継続していけば確実に効き、普段の姿勢も保ちやすくなりお腹や背中両方に脂肪を蓄える要因が減ります。
姿勢保持=お腹太り防止エクササイズとも言えます。
それでは、お腹や背中周りを一気に引き締められる万能エクササイズのご紹介です。
お腹の力だけでなく、腰回り背面にも自重の負荷が多くかかりますので腰痛がひどい時はこのエクササイズは行わないで下さい。
Step1
ヨガマットの上に座骨をつけて骨盤を起こして姿勢を正します。
お腹と背中を引き上げる様に意識しておきましょう。
両手を膝の上に置いたら、姿勢を維持したまま背中の角度を斜めにしていきます。
Step2
両肘を曲げて手を後頭部にタッチしたら左足をマットから少し上げ、息を吐きながら右ひじを左ひざに近づける様にウエストを回します。
姿勢は斜めの角度を保ち、お腹で腰を押さない様に背中のラインはキープしておきましょう。
右足をマットから浮かせたら左ひじを右ひざに近づくようにツイストです。
左右20セット繰り返します。
★骨盤が起きにくかったり背中の姿勢がキープできない等フォームが取れない場合は、お尻の延長線の斜め後ろに両手をつき片手づつ離したりサポートしながらはじめて下さい。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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