ガチガチ背中と腰のリリース法|ぽっこりお腹・尿漏れを改善するには?【女性の姿勢ケア】

 ガチガチ背中と腰のリリース法|ぽっこりお腹・尿漏れを改善するには?【女性の姿勢ケア】
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女性が気になる「ぽっこりお腹や尿漏れ」。様々なトレーニングをしても、体をコントロールする感覚が掴めなかったり上手く動かすことができずに悩みを解消できないことがあります。それは、背中と腰がガチガチで働かせるべき筋肉「インナーユニット」を動かせない状況があるらかもしれません。

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姿勢に大切なインナーユニット

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インナーユニット

体幹の筋肉の中でも「インナーユニット」と呼ばれる腹部にある4つの筋肉があります。
これらの筋肉は「体幹部の安定=良い姿勢」を保つ役割をになっています。
インナーユニットが機能的である時、腹腔内の臓器はあるべき場所に収まり、呼吸と共に横隔膜・骨盤底筋が正しく働くため腹腔内が柔軟になます。
女性の悩みに多い、ぽっこりお腹や尿漏れを改善するには大切な筋肉です。

インナーユニットが使いづらい姿勢のタイプ

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あなたの姿勢はどのタイプ? Photo by AdobeStock

理想的な体の位置は
「外くるぶし・膝・大転子・腸骨稜・肩峰(肩先)・耳」が一つのライン上にある状況です。
この時、姿勢を保つインナーユニットが機能しているのですが、このラインから体のパーツがずれているとインナーユニットが機能しづらい状態となり「ぽっこりお腹・尿漏れ」を始めとする様々な症状が現れてきます。

反り腰タイプに現れやすい症状

▶︎首・肩こり
▶︎腰痛
▶︎ぽっこりお腹
▶︎尿漏れ
▶︎前ももが張ってせり出してくる
▶︎ふくらはぎの張り

猫背タイプに現れやすい症状

▶︎首・肩こり
▶︎腰痛
▶︎下腹が出てくる
▶︎尿漏れ
▶︎バストが垂れる
▶︎二の腕の振袖状態
▶︎二重顎
▶︎下半身のむくみ

インナーユニットを使えるようにする体になるには、まず両者に共通する背中・腰の緊張を解き、お腹を収縮させ腹圧がかかる感覚を養っていくことをお勧めします。

ガチガチ背中と腰のリリース法

ガチガチになっている背面側の辛さをリリースし、正しく腹腔内に圧をかけることと緩めることを繰り返していくうちに、姿勢の癖が徐々に改善されてきます。そしてインナーユニットを働かせやすい姿勢になれば「ぽっこりお腹・尿漏れ」が改善できる体になっていきます。ほぐしてから整える、ということを大切にしてセルフケアを日頃から行いましょう。

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AUTHOR

とみよし美里

とみよし美里

女性専門トレーナー/ヨガ講師/食事療法士/官足法指導員。 日本最大手ヨガスタジオのプログラム開発、WEBコンテンツの製作、本、雑誌等、日本のヨガ業界に関わる。近年は女性をターゲットにした血流・代謝・排泄機能を改善する食養生と心身管理の方法論を追求している。妊娠、産後、更年期、ストレス、不眠、高血圧、自律神経失調、もの忘れなどのカリキュラム開発および指導者育成を行っている。



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