実年齢より老けて見られた!【原因は巻き肩にあり!?】必ず変わる|タオルを使った姿勢矯正ストレッチ


スマホやパソコンの使用により前屈みの姿勢が長く続くと、肩が内側にはいる「巻き肩」になってしまいます。対策を取らずに放置しておくと、姿勢はどんどん悪くなり、実年齢よりも老けて見られることも。タオルを使った簡単ストレッチで、姿勢を改善しましょう。
まずは「巻き肩」チェックから!
まっすぐ立った時、耳と肩が直線上に並んでいますか? 巻き肩の場合、耳より肩の方が前方に来てしまっています。また、上腕骨が内側にねじれた状態になり、肩甲骨が背骨から離れてしまっているのも巻き肩の特徴。両腕をまっすぐ上げて、腕が耳よりも前になってしまう人も、巻き肩であるといえます。

巻き肩はさまざまな不調の原因に
巻き肩は、見た目の問題だけではなく、さまざまな体の不調を招きます。
・肩の位置が前にスライドすることで、首や肩まわりの筋肉が引っ張られ、首や肩に負担がかかる。
・胸の筋肉が硬くなり呼吸が浅くなる。
・首や肩こり、頭痛を引き起こす。
巻き肩を改善するためにアプローチしたい筋肉
・大胸筋/小胸筋…胸を覆う「大胸筋(だいきょうきん)」が硬くなると、上腕骨が前に引っ張られてしまいます。また、「小胸筋(しょうきょうきん)」が硬くなることで、肩甲骨が開きやすくなります。硬くなった胸の筋肉を伸ばしていきましょう。
・僧帽筋/菱形筋…「僧帽筋(そうぼうきん)」や「菱形筋(りょうけいきん)」など、肩甲骨を動かす筋肉が衰えたまま固まってしまうと、肩甲骨が開いて巻き肩になってしまいます。肩甲骨まわりの硬くなった筋肉をほぐし、肩甲骨を背骨側に寄せられるように筋肉を鍛えていきましょう。
・大円筋…肩甲骨と上腕骨をつなぐ「大円筋(だいえんきん)」が弱くなると、肩が内側に入りやすくなります。しっかりとほぐしていきましょう。
タオルを使った巻き肩改善ストレッチ2選
フェイスタオルを使った簡単ストレッチをご紹介します。肩や肩甲骨まわりの筋肉が固まっている人でも行いやすいストレッチとなって今す。
肩甲骨の動きをスムーズにする
①あぐらをかいて座り、肩幅より広めに、両手でタオルを持ちます。
②息を吸いながら、両腕を天井方向に上げます。
③顔は真正面を向き、ひじを伸ばしたまま両腕を後ろに引きます。呼吸を続けながら30秒キープ。

④左腕を耳に近づけ、ひじを曲げます。右手でタオルを斜め下に引っ張っていきましょう。左の胸の筋肉が伸ばされ、左の肩甲骨が背骨側に寄るのを感じられればOKです。

⑤反対側も同じように行います。左右交互に5回ほど行いましょう。
硬くなった胸の筋肉をほぐす
①フェイスタオルの両端を握ります。息を吸いながら、両手を上げます。
②息を吐きながら、フェイスタオルをできるだけ後ろに引き、両ひじを曲げます。胸の筋肉がググーっと伸びている感じがすればOKです。

③呼吸に合わせながら、腕を上げたり下げたりして、硬くなった胸の筋肉をほぐしていきましょう。3〜5回ほど繰り返します。
動画で確認をしたい方はこちら
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